2016年12月07日 [08:56]   サッカー | スポーツ | サッカー論 

サッカーIQ

先日のCS決勝を観ていて、サッカーIQの重要性って良く出ていた。
色々な言い方もあるでしょうけども、ようはサッカーをやる上での、頭の良さと言うべきものは強さに直結するんでしょうね。
オシム元日本代表監督の言葉ではないですが、サッカーにおいては考えて走る事は重要。
例えば、その状況状況、瞬間瞬間に、周りを見て、判断して、プレーを選択して、そして、走り続けないといけない。
最近と言うほど最近ではないが、やべっちFCで、解説するッチと言うコーナーがある。
ゴールをしたシーンがほとんどではあるが、試合後に、選手自らにそのプレーの解説をしてもらうというものである。
その際に、実際に、その時そう思っていたのかは分かりませんが、解説する際には、ボールを持っている選手がどうで、その時に味方の選手がどう動いていて、相手選手がどこを見ていて、そういった色々な状況を確認して、こうしようという判断を行っている。
それは、ほとんど数秒の間で、場合によると一瞬の間で判断していかないといけない。
そういう事を選手は90分間、常に考えてプレーを続けていく。
それが良い選手の条件であれば、チームとしても、全ての選手が状況に応じて良く考えて、そして、その考えが同じ方向性を持っているという事だろう。

先日のCSの決勝、第2戦、鹿島が逆転勝利をしたという事実と同時に、試合の中でのサッカーIQの差と言うのが明確に出てしまった。
初戦で浦和が勝利して、圧倒的に浦和が有利な状況下での第2戦。
その試合にあたって、浦和と鹿島の考えるという点の差、それが、最終的な勝敗を分けたように思える。
試合は圧倒的有利に立っている事もあって浦和は守ってくるかと思われたが、立ち上がりから仕掛けて点を取る事が出来た。
その後も、少し浦和は攻めていたが、鹿島の守りから追加点を奪えないと、守りに入った。
ようは、浦和にとってみれば、立ち上がりに1点を取って鹿島の出鼻をくじくことで、反撃の機運を潰してやろうという事だったのではないだろうか。
しかし、鹿島にとってみれば、必ず2点を取らないといけないわけで、1点取られた所で、それは全く影響がないとも言えた。
だからこそ、守りに入った浦和に対して、少しずつボールを回してリズムを作って、前半の内に同点に追いつくことが鹿島は出来た。
1点を取られたとしても特に慌てる事無く、チーム全体が落ち着いて、まずは1点を返しに行けたのは、結局のところ、チーム全体が、1点は影響ないという事を認識して、それよりもまずは1点を返すという点で考えた一致していたからだろう。
そして、その流れの中で、後半に逆転をして、2試合合計でもアウェーゴールの差で立場が逆転した。
鹿島は落ち着いて、チーム全体がその状況をきっちりと認識して、それぞれで考えて、逆転までもっていくことが出来た。
それは、経験値と言うのもあるが、その経験に裏付けられたサッカーIQの高さがチーム全体で高かったからだろう。

それに対して、浦和は、逆転を許した後、選手個々、それこそベンチに至るまで、どうするか右往左往していた。
何とか点を取らないといけないという意図は同じであろうが、しかし、どうしたらいいのかと言う点で、浦和は選手個々がバラバラだった。それは、それぞれの状況を認識して、その状況に応じた判断をするサッカーIQに差があった事で、チーム全体は、そのバラつき分、サッカーIQが低くなってしまったという事だろう。

本当に、どうやって戦うのか、チーム全体がどう判断するか、どう戦うのか、それが一致しているのかどうか、個々の選手と同等以上に、チームとしてのサッカーIQの高さと言うのが、結局のところ、強さと言う事になってくるのだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。