2016年12月09日 [09:17]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2016 

FCWC2016 鹿島 vs オークランド・シティ

2016年のクラブ最強を決めるFCWC。
昨年に引き続き日本開催で、開催国代表となるのは、先日逆転で3位からCSを制したばかりの鹿島。
対するは、今年もオセアニア王者であるニュージーランドのオークランド・シティ。
最もこの大会に参加し、昨年は広島と戦ったオークランド・シティと、今年は鹿島がどう戦うのか。

FIFA クラブワールドカップ Japan 2016
【M1】開幕戦 横浜国際総合競技場/17,667人
鹿島(開催国) 2-1 オークランド・シティ(OFC)
(鹿島) 赤﨑秀平(67分)、金崎夢生(87分)
(オークランド・シティ) キム・デウク(50分)
開催国代表の鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、14 ファン・ソッコ、3 昌子源、16 山本脩斗、6 永木亮太、40 小笠原満男、25 遠藤康、10 柴崎岳、11 ファブリシオ、8 土居聖真の4-2-2-2。
オセアニア王者のオークランド・シティのスタメンは、1 エニャウト・スビカライ、9 ダレン・ホワイト、16 キム・デウク、5 アンヘル・ベルランガ、3 岩田卓也、8 アルベルト・リエラ、11 ファブリシオ・タバーノ、14 クレイトン・ルイス、20 エミリアーノ・タデ、17 ジョアン・モレイラ、10 ライアン・デフリースの4-1-2-3。

鹿島が勝利
立ち上がりからお互いに主導権を争い、両チームともパスワークを主体にしながらも、ボールを奪いに行く時には厳しく当りに行く事もあって、序盤から激しい試合になる。
ただ、時間経過とともに、鹿島の方がボールを支配して攻め込んで行けるようになり、惜しいシーンも作れるようになってきて、優勢に試合を進める。しかし、数は少ないが、オークランド・シティが決定的なシーンを作る事もあり、決定機に関しては、ほぼ同じ位になっている。
後半の立ち上がり、立て続けに右サイドでファールを受けてセットプレーを手にしたオークランド・シティーは20番タデの絶妙なキックで僅かにニアサイドの鹿島のDFの頭の上を超えると、中央で斜めにDFの前に飛び込んだキム・デウクがヘディングで決めて、オークランド・シティが先制。
リードを許した鹿島が仕掛けて、決定機を作るものの、最後の部分で精度を欠き続け、なかなかゴールを奪えなかったが、67分、鹿島らしくパスを繋いで、永木亮が遠藤康とのワンツーで一気に縦に抜け出すと、素早く中に流し、途中交代で入った赤崎秀が冷静にゴールに流し込んで、鹿島が同点に追いつく。
同点に追いついた事で、完全に試合の主導権を握った鹿島が、オークランド・シティを押し込み、オークランド・シティは足が止まってきた感じで、鹿島がオークランド・シティのゴールを脅かす。
鹿島が攻め疲れるようにペースダウンしたのに合わせて、オークランド・シティが押し返してきて、徐々に互角の展開で、延長も視野に入ってきた所で、左サイドからのクロスをファーサイドで土居聖が頭で落として折り返し、中央で体勢を崩しながらも金崎夢が押し込み、鹿島が87分、逆転する。
その後、オークランド・シティも攻めようとするが、しかし、ゲームはそのまま締めて、鹿島が初戦を制する。

鹿島らしい勝利
何と言うか鹿島らしい試合だった。
試合の主導権を握って、相手に先制されながらも落ち着いて、自分たちのサッカーの中でゴールを奪い返して、気が付いたら勝利にもっていく。
立ち上がりからお互いに厳しくプレスを仕掛けて、特にオークランド・シティは足が動く間はボールを奪いに来ていたが、自分達でパスを回すことは出来ていた。
先制シーンなどは、まさに、そのパス回しで見事にゴールを奪い取った。
とはいえ、鹿島の考えとしては、金崎夢は温存したかったのかもしれなかったが、彼を投入せざるを得ない展開だったのは、想定外だったのか、元々、後半には投入する予定だったのか。
想定外であったとしたら、やはり、得点が取れなかった部分で、ゴール前での精度を欠いていたからかもしれない。
金崎夢が入ってから、ゴール前での精度が出てきた。
CWC初挑戦となった鹿島だが、勝利の為には、金崎夢の活躍が不可分なのかもしれない。

CWCの価値
この試合、驚いたのはオークランド・シティが上手くなってきたことだろう。
残念ながらというか、オセアニア代表と言うのは、他の大陸と比較して、やっぱり一段下になってしまう。
オーストラリアがAFC配下になったことで、ヨーロッパ代表を頂点に、南米が競り、その下から、アフリカと北中米が追いかけていて、その後ろにアジアがあるが、オセアニアはそのアジアの更に下と言える。
元々、CWCでオセアニアのサッカーと言うか、オークランド・シティのサッカーを観た時は、下がって守って蹴ってフィジカルを活かして競っていくという、昔ながらのサッカーと言う感じがした。
ただ、CWCで戦い続けた事で、世界のサッカーを目指すようになったというか、この試合のオークランド・シティは鹿島に負けないパス回しやプレッシングを見せていた。
後半の途中で足が止まってしまって、最後までもたなかった事で、勝利とはいかなかったが、オークランド・シティのサッカーが大きく変わってきているのは間違いない。
残念ながらJリーグ勢は、アジアを勝ち抜けなくなって、経験することが出来なくなっているが、だからこそ、開催国枠と言う事を活かして出場できている鹿島に、世界基準のサッカーを経験することで、先に進めるようになって欲しい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。