2016年12月12日 [08:56]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2016 

FCWC2016 全北 vs クラブ・アメリカ

2016年のCWC。
開幕戦は鹿島が逆転でオークランド・シティをやぶった。
準々決勝は、アジア王者の全北現代と北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ。
2度目の出場となる全北と3度目の出場となるクラブ・アメリカ、この試合に勝って、レアル・マドリードと戦うのはどちらか?
10年前、初出場同士の対決では、クラブ・アメリカが勝利をしている。

FIFA クラブワールドカップ Japan 2016
【M2】準々決勝 市立吹田サッカースタジアム/14,587人
全北現代(AFC) 1-2 クラブ・アメリカ(CONCACAF)
(全北) キム・ボギョン(23分)
(クラブ・アメリカ) シルビオ・ロメロ(58分、74分)
アジア王者全北のスタメンは、21 ホン・ジョンナム、15 イム・ジョンウン、4 シン・ヒョンミン、25 チェ・チョルスン、27 キム・チャンス、8 チョン・ヒョク、19 パク・ウォンジェ、17 イ・ジェソン、13 キム・ボギョン、99 キム・シヌク、81 エドゥーの3-3-2-2。
北中米カリブ海王者クラブ・アメリカのスタメンは、23 モイセス・ムニョス、18 ブルーノ・バルデス、37 エドソン・アルバレス、2 パオロ・ゴルツ、12 パブロ・アギラール、6 ミゲル・サムディオ、31 カルロス・キンテーロ、10 オスバルド・マルティネス、7 ウィリアム・ダシウバ、9 シルビオ・ロメロ、24 オリベ・ペラルタの5-3-2。

クラブ・アメリカが逆転勝利
立ち上がりから、試合の主導権を握っていたのはクラブ・アメリカであったが、なかなかゴールを決められない中で、23分、左サイドの攻めからのクロスに、中央でキム・ボギョンが左足で合わせてゴール、劣勢の全北が先制。
1点リードを許したクラブ・アメリカではあるが、その後も優勢に試合を進めながら、しかし、ゴール前を固める全北の前に決定機をなかなか作れず、ゴールを奪えないまま時間が経過していく。
しかし、押し込み続けたクラブ・アメリカが、58分、左サイドで基点となって一旦戻したボールを後半から交代で入ったアロージョのクロスにニアサイドで上手く入ったロメロがヘディングで合わせてゴール、クラブ・アメリカが同点に追いつく。
同点にされた事で全北もレオナルドを投入して、勝ち越しを狙うが、しかし、クラブ・アメリカが74分、右CKから入れたボールに対して、一旦はニアサイドで全北がクリアしたが、これが小さく、ロメロがこのボールをダイレクトボレーでゴールを狙い、これが、キム・シヌクに当って僅かにコースが変わりゴール、クラブ・アメリカが逆転。
何とか1点を返そうと攻め込んで行く全北が、終盤には猛攻を仕掛けるも、最後は右CKからのボールをGKがガッチリとキャッチして、クラブ・アメリカが勝ち切る。

一枚上手だったクラブ・アメリカ
前半は、全北の方が、狙い通りという展開だったように思える。
自分たちの切り札とも言うべきレオナルドをベンチにおいて、全体が下がってゴール前を固めて、相手の攻撃を跳ね返し、クラブ・アメリカがボールを支配している感じの展開ではあったが、攻め切れなかった。
そうやって相手の攻撃を封じておいて、全体が前掛かってきた所でカウンターを仕掛けていく、まさに狙い通りの形で先制点を奪う事が出来た事もあって、全北にとっては勝てたと思える試合だっただろう。
ただ、クラブ・アメリカは前半でボールを回せていたが突破が出来ていない所で、後半から2枚を一気に交代で入れて押し返す。
そして、セットプレーで前線に人数をかけれていた所で、一気にゴールを奪い取って、クラブアメリカが逆転をした。
その後には全北が仕掛けるシーンが増えたものの、クラブ・アメリカがきっちりと守りきり逃げ切った。
チャンスの数は同じか、全北の方が多かったかもしれないが、数少ないチャンスを決める力と言うよりも、流れが悪い所で、流れを自分たちに持ち込める強さと言う面で、クラブ・アメリカの方が上回ったという所だろう。

経験値の差
全北とクラブ・アメリカのサッカーにおいて、力の差はそこまで無かったかもしれない。
しかし、全北はクラブ・アメリカ相手に勝つために、守りに入った事で、クラブ・アメリカが試合の流れを掴んでいたと言える。
もしとか、言うべきではないかもしれないが、もし、全北がクラブ・アメリカを恐れず、真っ向からぶつかっていたら、もしかしたら、中盤での勝負で五分に持ち込めたかもしれない。
ただ、前半守りに入った事で、自分たちのサッカーを出来なかった事が、終盤の流れを掴みたかった所で、勢いに乗り切れなかったのかもしれない。
その意味では、無駄に相手に対して守りに入る様な事をせず、かといって、リスクを冒す事も無く、試合を戦えていたクラブ・アメリカの方が、こういう試合での戦いでの経験値の差で上だったという事も出来るだろう。
両チームの力と言うか、勝敗の差はそこだったかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。