2016年12月19日 [08:20]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2016 

FCWC2016 R.マドリード vs 鹿島

2016年のCWCの決勝。
公式戦36戦無敗、欧州王者であり、現在最強とも言われるレアル。
そのレアルに挑むのは開催国として、ここまで勝ち上がってきた鹿島。
日本で最多タイトルを獲得した鹿島が、レアルをやぶって、CWCの栄冠を獲得できるか。

FIFA クラブワールドカップ Japan 2016
【M8】決勝 横浜国際総合競技場/68,742人
レアル・マドリード(UEFA) 4-2 鹿島(開催国)
(R.マドリード) カリム・ベンゼマ(9分)、クリスティアーノ・ロナウド(60分PK、98分、104分)
(鹿島) 柴崎岳(44分、52分)
欧州王者スペインのレアルのスタメンは、1 ケイロル・ナバス、2 ダニ・カルバハル、5 ラファエル・バラーヌ、4 セルヒオ・ラモス、12 マルセロ、14 カゼミロ、19 ルカ・モドリッチ、8 トニ・クロース、17 ルーカス・バスケス、9 カリム・ベンゼマ、7 クリスティアーノ・ロナウドの4-1-2-3。
開催国枠鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、23 植田直通、3 昌子源、16 山本脩斗、6 永木亮太、40 小笠原満男、25 遠藤康、10 柴崎岳、33 金崎夢生、8 土居聖真の4-2-2-2。

レアル・マドリードが優勝
互角の立ち上がりの感じはあったが、右サイドからのクロスをDFがクリアしたボールをモドリッチが強烈なミドルシュート、これもGK曽ヶ端が好セーブを見せたが、弾いた所がベンゼマの正面で、ベンゼマが押し込んで、レアルが9分先制。
先制を許した後、鹿島が攻勢を仕掛けて、右サイドの崩しから、最後は小笠原の強烈なミドルシュートがあったが、これは枠を外す。
鹿島も何度となくチャンスがあるが、レアルも縦に早く一気にチャンスを作り出していくと、前半終盤、左サイドで土居聖が仕掛けて、DFの二人をかわしてクロス、これを柴崎岳がトラップして、このボールをDFがカットし切れずこぼしたボールを、柴崎岳が左足で蹴り込み、鹿島が44分、同点に追いつく。
後半に入って、レアルが仕掛けてきたが、その後、一転して鹿島が押し返しだすと、柴崎岳がクリアボールを体を入れて奪うと、そこから上手くDFをかわして、左足で狙いすましたミドルシュート、これが、ゴール左下隅に吸い込まれて、鹿島が52分、逆転。
しかし、レアルが58分、ドリブルで仕掛けてきたバスケスに対して、PA内で倒してしまいPKを与える、これをC.ロナウドが早いシュートを左下隅に決めて、レアルが同点に追いつく。
逆転を許した事で火がついたのか、同点に追いついた後も、レアルが猛攻を仕掛けてきて、鹿島は完全に耐える展開になる。
レアルは左サイドのマルセロの仕掛けて何度となくチャンスを作るも、鹿島も集中して守りゴールを許さず、鹿島も上手くカウンターでチャンスを作るが、最後の所でDFにかかってシュートまで行けず。
終盤に入って、鹿島が決定機を作り、レアルはカウンターを仕掛けるという展開になってきて、最後の最後には、左サイドの基点から、右サイドへと展開してシュートまでいったが、これは枠を外し、試合終了、90分で決着がつかず、勝敗は延長へ。

延長に入って、一旦、リズムがリセットされた感があったが、それによってか、レアルが一瞬の隙をついて、ベンゼマからのスルーパスが入ったロナウドがゴールに蹴り込み、98分、レアルが逆転。
1点リードを許した鹿島が攻勢を仕掛けていくが、しかし、そこで同点に追い付けないと、延長前半終了間際、クロースのシュートはミートしなかったが、それがロナウドへの絶妙なパスの形になって、ロナウドが、冷静にこれをゴールに蹴り込み、レアルが、104分、4点目を奪う。
延長後半に入って、鹿島も攻めたいが、レアルが落ち着いた試合運びを見せてきて、なかなか得点の可能性を見出せず、結局、4-2でレアルが優勝を決める。

90分は互角
はっきり言って、90分間だけで言えば、あのレアルと鹿島は互角だった。
鹿島が逆転した後、レアルが一気の猛攻を仕掛けてきたが、そこも耐え抜き、また自分たちのペースに持ち込むことが出来た。
決して、負けていたとは言わないが、しかし、あのレアル相手に互角に戦えた事で、90分で、流石に疲労が出たのか、集中していた守備陣が、ほんの少しの隙をレアルに与えてしまった。
そして、そこで決められたのがレアルであり、120分戦っても隙を作らなかったのがレアルだったかと思いますね。
その差が結果として、90分が120分になった所で、差が出てしまったのかもしれない。
勝てる所で、90分で勝ち切る事が出来なかった事、もしくは、120分も視野に入れた状態で、90分間を戦い抜ける事が出来るかどうか、その差なのかもしれないが、間違いなく、現在の世界最強のクラブ相手に、Jリーグ王者が戦えたという事実は、来季以降のJリーグの他のクラブにとってみても良い刺激になるだろう。

互角の試合は、互角の個人から
この試合の鹿島の各選手は、まさに世界最高峰のレアルの選手と、個人としても負けてはいなかった。
いや、単純な技術と言う部分や才能と言う面では勝てないだろうが、それを補って余りある戦い方が出来ていた。ここまでの勝ち上りで活躍した曽ヶ端と昌子源の守備力は、この試合も、レアルの猛攻を跳ね返し、結構サイドから崩しにかかってきたレアルのクロスを植田直は跳ね返した。山本脩は相手の右サイドを孤立させていたし、西は必死に耐えながらも、ここぞという所では攻め上がった。
また、永木亮と小笠原はそれこそ自らを犠牲にするほどのプレーでレアルの攻撃を封じれば、柴崎岳は素晴らしいゴールを奪っていたし、金崎夢や土居聖は体を張り、右サイドで遠藤康は攻守に走り回った。
途中交代で入った選手も攻守両面で走り続けた事で、レアル相手に、間違いなく負けを意識させる事も出来た。
これがJリーグ最高峰であるという事、日本のサッカーも世界に通じるという部分を見せることが出来た、それも、個人の力で見せたのですから、それは選手個々にも大きな自信になるだろう。

しかし、今大会で、世界レベルで昌子源の存在をアピールできたが、更に、この決勝で柴崎岳に声をかけてくるクラブは増えそうですね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。