2016年12月26日 [09:03]   皇后杯 | スポーツ | 女子サッカー全般 

第38回皇后杯 新潟L vs I神戸

2016年の皇后杯の決勝。
昨年と同じカードとなった新潟LとI神戸。
昨年は、引退試合となったなでしこを率いた澤穂希の決勝ゴールでI神戸が勝利。
今年は、新潟Lがリベンジするのか、I神戸が連覇を果たすのか、勝つのはどちらだ。

第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
決勝 No.47 フクダ電子アリーナ/5,329人
新潟L(1部) 0 ( 4 PK 5 ) 0 I神戸(1部)
新潟Lのスタメンは、22 福村香奈絵、14 小原由梨愛、6 左山桃子、3 中村楓、4 渡辺彩香、15 阪口萌乃、20 山田頌子、24 佐伯彩、28 八坂芽依、10 上尾野辺めぐみ、8 大石沙弥香の4-2-2-2。
I神戸のスタメンは、1 武仲麗依、23 守屋都弥、5 甲斐潤子、4 田中明日菜、3 鮫島彩、16 チョ・ソヒョン、7 中島依美、22 伊藤美紀、11 髙瀬愛実、10 大野忍、14 京川舞の4-1-2-3。

互角の攻防は、スコアレスドロー
立ち上がりから、コンパクトに保った新潟LがI神戸に対して優勢に試合を進めていて、新潟Lが決定機を作るのに対して、I神戸は、なかなか攻撃に転じることが出来ず、前線にボールを入れることが出来ない。
ただ、時間経過とともに、少しずつI神戸も押し返しだすと、29分、中島依が右サイドでボールを持つと、大野忍に預け、その大野忍が体を張ってDF2枚からキープして、中島依に戻すと、抜け出した中島依がGKが前に出ているのを見て、ロングシュート、これは惜しくもバー直撃、更に跳ね返ったボールを京川舞が詰めるが、シュートは大きく枠を外す。
両チームとも決定機を作りながらも、後一歩ゴールを奪えず。
惜しいシーンは何度もありながらも、ゴールを奪えず、どちらが勝つのか分からない展開のまま、しかし、時間は経過して、勝負は延長へ。

延長前半は新潟Lがペースを握るものの、I神戸の守備を崩し切れずにいると、後半に入って、今度はI神戸が何度となく決定機を作り出し、それを新潟が跳ね返すという展開。
そして、終了間際にはPA内でパスを受けた増矢理が素晴らしいフェイントでDFをかわしてシュートまで行くが、しかし、これは僅かに枠を外す。
結局、お互いに勝負を決められる可能性だけありながら、お互いに跳ね返して、決着はPK戦に委ねられる。

PK戦
3 中村楓(新潟L) × 左を狙ったシュートはコースが甘くGKが止める。
7 中島依美(I神戸) × 左を狙ったシュートは枠を外す。
15 阪口萌乃(新潟L) × 上に大きく枠を外す。
18 杉田妃和(I神戸) ○ 右下隅に早いシュートを決める。
6 左山桃子(新潟L) ○ 左上に決める。
14 京川舞(I神戸) ○ タイミングを外して左に決める。
10 上尾野辺めぐみ(新潟L) ○ 右を狙ったシュートはGKが読んで触るが、威力が勝り決める。
16 チョ・ソヒョン(I神戸) ○ タイミングを外して正面に決める。
8 大石沙弥香(新潟L) ○ GKが触るも右を狙ったシュートは手を弾いて決まる。
4 田中明日菜(I神戸) × 左上を狙ったシュートはバー直撃。
7 斎藤友里(新潟L) ○ タイミングを外して右に決める。
19 道上彩花(I神戸) ○ GKの動きを見極めて冷静に右隅に決める。
4 渡辺彩香(新潟L) × 右を狙ったシュートはコースが甘くGKが完全に読んで止める。
20 増矢理花(I神戸) ○ GKの逆をついて右隅に決める。
PK戦の末、4-5でI神戸が連覇を達成する。

攻撃の精度
お互いの力は互角で、試合内容的にも、主導権は行ったり来たりするなど、本当に五分の試合だった。
結果としてスコアレスドローではあったが、しかし、どちらにも得点の可能性のある、どちらがゴールを奪って勝利してもおかしくない、非常に伯仲した試合であった。
互角で推移した試合は、相手の攻撃を集中してと言うか、粘り強く守れていたからこそのスコアレスではあったのだが、同時に、どちらの攻撃にしても精度を欠いていた。
決定的なシーンが何度もあったのだが、そこでシュートが枠を外すなど、ゴールを奪えなかった。
それはPK戦でも表れて、お互いにPKを外した結果、7人目まで行く事になった。
決勝として伯仲した良い試合ではあったが、同時に、なでしこの課題と言うべきか、一定以上のレベルの相手に対して、ゴール前でチャンスがあっても、時間が少ない中、常にプレッシャーを受ける中で、どうやってゴールを決めきるのか、先日のCWCで鹿島がそして、何よりもレアルが見せた、チャンスらしいチャンスが無くても決める力、それが、なでしこにも求められるという所だろう。
面白い試合であっただけに、なでしこ全体の課題と言うのも見えた試合になった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。