2017年01月04日 [09:19]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第95回高校選手権 

第95回選手権3回戦 前橋育英 vs 遠野

高校サッカーは連戦となる3回戦。
2回戦でIH優勝校であり今大会優勝候補の筆頭であった市船をPK戦の末降してきた群馬の前橋育英。
一試合少なく、2回戦から登場し、松山北相手に快勝で上がってきた岩手の遠野。
初優勝を目指す前橋育英に対して、初戦突破を果たした遠野がどこまでいけるのか。

第95回全国高校サッカー選手権大会
3回戦 【M38】 フクダ電子アリーナ/3,631人
前橋育英(群馬) 1-0 遠野(岩手)
(前橋育英) 角田涼太朗(2分)
群馬県代表前橋育英のスタメンは、1 月田啓、19 後藤田亘輝、5 松田陸、3 角田涼太朗、15 渡邊泰基、6 長澤昴輝、7 大塚諒、25 田部井悠、9 高沢颯、10 飯島陸、24 人見大地の4-2-2-2。
岩手県代表遠野のスタメンは、1 菊地将大、2 五嶋一樹、4 沢里彪我、3 髙橋宏輔、6 瀬川祐希、10 千田夏寅、7 浅沼海斗、8 青沼聡、14 佐々木渓人、9 佐々木琢光、11 阿部亮太の4-2-2-2。

前橋育英が逃げ切る
立ち上がり早々前橋育英が右CKからゴール前で混戦となり、最後は角田涼がゴールに蹴り込み、2分、前橋育英が先制。
完全に試合は前橋育英ペースで、パスを繋いでサイドから攻め込んでいく形を作って、遠野のゴールに迫っていくが、しかし、遠野の守備陣も粘り強く守って追加点を許さない。
少しずつ遠野も攻められるようになるが、シュートまでいけなかったのだが、後半、47分、自陣から縦に入れたボールを阿部亮が絶妙なトラップでGKの目の前でボールをおさえてシュートまで行くが、これは僅かに枠を外す。
遠野が攻め込めるようになってきていたが、前橋育英も追加点を狙って、CKからの決定的なヘディングシュートもあったが、ここは遠野のGK菊地将が片手でビックセーブを見せる。
どちらも得点の可能性があり、ここで得点を奪った方が勝つような雰囲気がある中で、しかし、お互いにゴールを奪えず、前橋育英1点リードのまま時間が経過、終了間際に良い位置で遠野がFKのチャンスを得たが、直接狙ったシュートは、GKがガッチリとキャッチ。
前橋育英は、完全に時間をかけて試合を締めに入り、そのまま試合終了、前橋育英がベスト8へと駒を進めた。

先制点で逃げ切る
最初のCK、最初のチャンスを決めた前橋育英がそのまま逃げ切ったという結果になった。
ただ、結果はそういう形ではあるが、内容で言えば、また大きく異なる展開で、前半は完全に前橋育英ペースで、追加点を奪うかと思われたが、ここで遠野は粘り強く対応して、追加点を許さなかった。それが、後半の展開に大きく関係して、前半に追加点を与えなかった事で、後半は遠野が非常に良い形を作れるようになって、今度は、逆に前橋育英が粘り強い守りを見せるという形になった。
お互いに何度となく決定機があったが、最後の最後の部分まで何とか足を出したりプレッシャーを与えることでシュートを簡単に打たせなかった両チームの守備陣の頑張りもあって、どちらかが点を取るかと思われたが、その粘り強い守備で耐え抜いた事もあって、最終的に、両チーム通じての2点目、前橋育英の追加点と遠野の同点ゴールのどちらも生まれなかった。
結果として、最初の1点で試合が決まった訳ですが、そこからの78分間の攻防は、本当にどちらが勝ってもおかしくない、非常に粘り強いギリギリの攻防を繰り返していて、手に汗握る面白い試合になった。

苦労した3年連続のベスト8
これで、前橋育英は3年連続のベスト8進出を決めた。
一昨年の準優勝以上の成績を目指しているので、ここまでは通過点に過ぎないとも言えるが、しかし、ここまでの試合は本当に苦労して勝ち上がってきたという風に思える。
IHでまさかの県予選初戦敗退と言う事になり、冬の選手権の県予選もギリギリの勝ち上りをしてきた。
そして、2回戦でまさかの優勝候補筆頭の市船と対戦する事になるなど、苦戦が続いているが、しかし、それが、前橋育英らしいとも言えるが、より泥臭い、粘り強い強さを身につけてきているように思える。
この試合も、前評判から言えば、前橋育英の勝利と言う結果は予想通りではあるが、内容は苦戦。立ち上がり早々に先制して、優勢に試合を進めるかと思われたが、徐々に遠野が押し返してきて、後半は守りに回る時間が多かった。
そこで粘り強く戦えること、それが前橋育英の良さと言うか、強みだが、それをまさに今の前橋育英も身につけてきたように思える。
ギリギリの戦いを経験している事、それが今の前橋育英の強みになってきていると言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。