2017年01月11日 [08:30]   女子サッカー | スポーツ | 女子サッカー全般 

第25回女子選手権決勝 大商学園 vs 十文字

男子高校生の冬の選手権よりも一日早く、女子高校生による冬の選手権決勝。
関西第2位として出場、準々決勝で女王藤枝順心をやぶり、昨年の準優勝校で皇后杯にも出場した神村学園にも競り勝った大阪の大商学園。
その大商学園に関西大会で勝った日ノ本学園に勝ち、準決勝は修徳をくだして勝ち上がってきた関東3位、東京の十文字。
どちらも初の決勝進出、冬の選手権初優勝を目指す両チームの対決。

第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
決勝 【M31】 ノエビアスタジアム神戸/5,458人
大商学園(関西2) 0-1 十文字(関東3)
(十文字) 村上真帆(61分)
関西第2位、大阪府の大商学園のスタメンは、1 西村清花、3 永島南、4 林かおる、2 市政芽美、7 常田菜那、6 林みのり、8 林涼香、9 阪本未周、11 常田麻友、28 西山皐月、10 久保田晴香の4-2-2-2。
関東第3位、東京の十文字のスタメンは、1 川端涼朱、3 冨田美波、4 熊谷明奈、15 井上萌、17 豊原彩葉、9 源間葉月、7 鈴木紗理、11 松本茉奈加、8 蔵田あかり、10 村上真帆、18 中原さやかの4-2-2-2。

十文字が競り勝つ
立ち上がり、先に仕掛けたのは十文字で、サイドで優勢に立つと、そこから攻め込んで行って、大商学園のゴールに迫るが、しかし、大商学園の守備陣も集中していて、ゴールを許さない。
大商学園もカウンターを狙っていくが、しかし、十文字は切り替えも早く攻めさせない。
どちらも得点の可能性は感じない、守備の良さが出ていて時間が経過、ただ、後半に入ると少しずつ、どちらもチャンスを作れるようになってきた中で、61分、村上真がボールを受けてGKの位置を見極め、思い切ったロングシュート、これが決まって十文字が先制。
1点リードを許した大商学園が、仕掛けるようになると、何度か決定機を作り出す。
ただ、同点ゴールを奪えないと、今度は一気に十文字が攻勢を仕掛けて、立て続けに決定機を作り出すが、大商学園もGKの好セーブやバー直撃に助けられる。
何とか最後まで大商学園も諦めなかったが、しかし、ゴールを奪えず、十文字が勝利。

十文字初優勝
十文字優勝おめでとう!
試合内容的には、攻める十文字に守る大商学園という展開ではあり、ある種、内容からは順当な勝利に思えた。
ただ、力で言えば、そこまで差は無かったので、十文字のゴールは、ある種偶々のスーパーゴールだったが、大商学園にもチャンスがあった訳で、それは、スーパーなシュートが大商学園に出ていれば、大商学園が勝っていたかもしれない。
それだけ、あのシュートは流れとか、崩しとか全く関係ない、突発的な、選手の凄さが発揮された、それこそ、エースと呼ばれる人が時折起こす奇跡のようなゴールだった。
ゴール自体はスーパーでしたし、それ以外でもお互いの特徴が良く出た本当に良い試合だった。
その中で、先に書いたようにスーパーゴールと言う、力の差以外の部分で、僅かに十文字が見事な勝利をおさめて初優勝を達成した。

女子サッカーのレベル
リトルなでしこも今や世界でのトップレベルであり、この試合の両チームにも、その代表メンバーが存在した。
正直言えば、同時期にやっている同じ世代となる男子の高校サッカーと比べても、当たり前だがパワーの部分で劣る分、スピード感はやはり男子に比べるとやや劣っている。
それでも、勝つために接触プレーを厭わないなど、思い切ったプレーを見せた。
また、単純なプレーの質と言うか、技術に関しては、男子に劣らないものがあり、更に、運動量だったり、ボールに対しての思い切りの良さだったりといった部分は、全く男子と比べて遜色が無くなっている。
パワーと言うのは、どうしたって差が出てしまうのですが、それを補って、更に言えば、それを超える何がが出てきた時、本当になでしこは世界を引っ張っていけるようになる。
この試合を戦った彼女たち、そして、来年以降、ここに来るであろう人たちが、更なるレベルアップを見せてくれる事、今や日進月歩となっている女子サッカー界の進化が楽しみである。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。