2017年02月08日 [09:00]   ACL | スポーツ | ACL/2017 

ACL2017 PO2 G大阪 vs ジョホール

昨季のJリーグでは4位ながら、鹿島が天皇杯を制した事で、4位のG大阪にACLのPO出場権を手にした。
対戦相手は、マレーシア・スーパーリーグで3連覇を果たしているジョホール。
POの初戦でタイのバンコクをPK戦を制して勝ち上がってきている。
この試合に勝って、G大阪はACL本選に駒を進めたい所。

AFCチャンピオンズリーグ2017
東地区プレーオフ2 日本・大阪 市立吹田サッカースタジアム/8,149人
G大阪(JPN) 3-0 ジョホール(MAS)
(G大阪) アデミウソン(26分)、長沢駿(29分)、三浦弦太(70分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、2 三浦弦太、3 ファビオ、4 藤春廣輝、8 井手口陽介、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、10 倉田秋、20 長沢駿、9 アデミウソンの4-3-1-2。
アウェージョホールのスタメンは、1 ファリザル・マーリアス、12 クナンラン・スブラマニアム、6 マルコス・アントニオ、27 ファドリ・シャス、15 ファズリ・マズラン、8 サフィク・ラヒム、5 アミルルハディ・ザイナル、2 アザムディン・アキル、29 サファウィ・ラシド、10 ブライアン・フェレイラ、11 ゴンサロ・カブレラの4-2-2-2。

G大阪快勝
立ち上がりから、G大阪の方が優勢に試合を進めていく中で、20分、右サイドでオ・ジェソクに対して、相手の15番が遅れて足の裏を見せて脛を踏みつけるシーンがあるなど、少しずつジョホールに荒いプレーが見られるようになるが、26分、何度となくサイドから攻め込んでいたG大阪が相手DFのクリアし切れなかったボールを今野泰がクロス、中央に飛び込んだアデミウソンがヘディングで合わせてゴール、G大阪が先制する。
更に29分、左サイドで組み立てて、一旦中の倉田秋に当てて、更に左サイドの外を駆け上がってきた藤春廣にパスを出し、それをクロス、中央で長沢駿が合わせてゴール、G大阪が追加点を奪う。
その後、ジョホールにもチャンスはあったが、G大阪ペースのまま試合が進むも、ただ、G大阪も3点目を取る事が出来なかった。
後半開始早々には、ジョホールが攻め込んできたのだが、すぐにG大阪が攻めていくようになり、何度となくジョホールゴールを脅かし、69分には、左サイドから中に入った藤春廣がシュートまで行くが、これは決め切れなかったものの、その後の右CKからゴール前に入れたボールを、中央で頭一つ以上競り勝った三浦弦がヘディングシュートを決めて、G大阪が、70分3点目を奪う。
G大阪がペースを握り、コントロールしていく中で、ジョホールも足が止まってきて、ただG大阪も同様に足が止まってきていて、攻めていくことが出来なくなって、完全に膠着したまま、試合終了、G大阪が、今シーズンの公式戦初戦を勝利で終え、無事ACL本大会出場権を手にした。

新生G大阪
正直G大阪では珍しい形だった。
最終ラインに関して、CBの二人が、今季から加入したファビオと三浦弦のコンビになったが、ジョホールの攻撃にそこまでの迫力が無かったというのもあるが、特に破綻する事も無く、無難に守り、どちらかと言うと攻撃参加で特徴を見せる部分が発揮されたとも言えるだろう。
ただ、その後ろのメンバーよりも、中盤より前の構成が、決して目新しいメンバーではないが、しかし、これまでのG大阪と言えば、4-2-3-1、もしくは、4-2-2-2という風な布陣で挑む事が多かった。
それが、この試合、4-3-1-2と言う形を選択し、2トップは基点となるべく働いたが、それ以上に、トップ下の倉田秋に自由を与える事になった。
今季から、10番を背負う倉田秋に、G大阪の攻撃のタクトを揮わせた訳で、それが良い形で機能した。
2トップに近い位置でのプレーする事で、どちらかと言うと3トップ気味ではあったが、倉田秋は、2トップの後ろで広く動くことで、2トップに良い形でボールを供給する形を作る事が出来た。
阿部浩、大森晃がいなくなったG大阪にとって、前線で倉田秋にかかる期待は大きいが、更にそれ以上の期待を、この布陣からは見えてくる。

新生G大阪2
新しいG大阪にとって、トップ下で自由を与えた倉田秋と同等かそれ以上に、3CHの言う形が、G大阪の攻撃を加速させたように思える。
特に、前半から、G大阪のサイド攻撃が機能したのも、この布陣の影響が大きいだろう。
井手口陽と今野泰は、どちらかと言うと中央に寄るよりもサイドに開く事で、両SBが攻撃参加をした場合、その後ろから支える事が出来ていた。
まさに、その形が成功したのが前半の2得点だろう。
特に先制点は、藤春廣がオーバーラップした入っていった所で、相手DFにカットされたがこぼれ球を拾ったのは、後ろからフォローしていた今野泰で、そのクロスで先制点を奪い取った。
両サイドが積極的に攻め上がっていく事で、G大阪は形を作り、何度もサイドからチャンスを作り出した。
中央から崩すだけでなく、サイドからの攻め上がりによる厚みのある攻撃、今季のG大阪が、このサッカーを続けられるのであれば、非常に面白いと言えるだろう。

新生G大阪3
この試合は、新しい形を試して、見事な勝利をおさめた。
また、その3得点が、2トップが1点ずつ、そして、新戦力の三浦弦が決めたというのも大きい。
更に言えば、途中交代で入った泉澤仁や堂安律の積極性もあって、G大阪の強さが見えた試合だったと思える。
しかし、懸念材料も存在する。
それは、やはり準備期間の短さだろう。
試合後のインタビューで遠藤保は良い準備が出来ていたと言っていたが、しかし、やはり、準備期間の短さからか、体が出来ていないのか、終盤明らかに足が止まってしまって、攻めるに攻められなかった。
ジョホールも足が止まってきていたので、特に危ないという部分ではなかったが、それほど、ハードなサッカーをしていたとは思えいない中でのペースダウンだけに、正直、不安材料になりそうな気がする。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。