2017年02月19日 [09:11]   Jリーグ | スポーツ | XSC/2017 

XSC2017 鹿島 vs 浦和

2017年のJリーグの開幕となるXSC。
その試合は、2016年で最も勝率の高かった浦和と勝つべき試合を勝った鹿島。
昨季のSCの決勝の再現であり、世界2位になった鹿島相手に、浦和がリベンジを果たせるか。

FUJI XEROX SUPER CUP 2017
日産スタジアム/48,250人
鹿島 3-2 浦和
(鹿島) 遠藤康(39分、43分)、鈴木優磨(83分)
(浦和) 興梠慎三(74分PK)、武藤雄樹(75分)
天皇杯王者であり、J1王者の鹿島のスタメンは、1 クォン・スンテ、22 西大伍、5 植田直通、3 昌子源、15 三竿雄斗、40 小笠原満男、4 レオ・シルバ、25 遠藤康、8 土居聖真、33 金崎夢生、7 ペドロ・ジュニオールの4-2-2-2。
昨季のJ1最多勝点を獲得、YLC優勝を果たした浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、6 遠藤航、3 宇賀神友弥、18 駒井善成、16 青木拓矢、22 阿部勇樹、38 菊池大介、20 李忠成、9 武藤雄樹、21 ズラタンの3-4-2-1。

互角の好ゲーム
立ち上がりからお互いに競って、互角の試合展開になると、どちらもなかなか決定機は作り出せなかったが、39分、良い位置でFKのチャンスを得た鹿島が、遠藤康が左足でゴール右隅に決めて、鹿島が先制。
これで、更に勢いに乗った鹿島が、40分には、右サイドから攻めて、逆サイドの土居聖に絶妙なパスが入ると、それをフリーでシュートに行くが、しかし、これはポスト直撃。
更に43分には、レオ・シルバのスルーパスから抜け出した土居聖が、基点となって左サイドの金崎夢に渡すと、金崎夢のシュートはファーサイドのポストに当るが、これを詰めた遠藤康がゴールに押し込み、鹿島が追加点を奪う。
後半に入ると、浦和が攻勢を仕掛けて、鹿島は少し守備が遅れると、63分には、右サイドからのクロスにズラタンがヘディングシュートに行くが、これは枠を外す。
攻勢を続けた浦和は、72分、興梠慎が仕掛けた所で、小笠原満が倒してPK、これを興梠慎が冷静に右隅に決めて、浦和が1点を返す。
更に攻め込む浦和が、右サイドで裏を狙った関根貴の絶妙なクロスをファーサイドでズラタンがヘディング、これはGKが触ってポストに当るが、跳ね返った所を詰めた武藤雄が押し込み、75分、浦和が同点に追いつく。
これで浦和が逆転へと向かうかと言う勢いに乗っていたが、その隙をつくように、遠藤航が鈴木優をブロックしてバックパスを出した所で、一気に抜いて、西川周に対してパスが弱く、それを奪ってゴールを決め、83分、鹿島が勝ち越す。
その後、浦和も再度の同点を狙うものの、チャンスを作れず、試合終了、鹿島が、XSCを制した。

新戦力と既存戦力
新戦力を積極的に起用した鹿島に対して、既存の戦力で挑んだ浦和。
試合内容的には前半は鹿島で後半は浦和と言う互角の展開であったが、上手く新戦力がチームに溶け込んで戦えた鹿島に対して、これまでの戦力で挑んだ浦和だったが、新戦力が上手く機能させたという意味でも、今季の戦っていく上で、鹿島の方が良かったと言えるかもしれない。
特に、流石と言うべきか、レオ・シルバが中央で攻守に機能して、早くも軸となっている。
ファールでYCをもらうなど、少し入れ込んでいた分もあるが、それでも、浦和の攻撃に対して、中央で完全に防波堤になると、ボールを奪えば、ボールを受けて、一旦キープした事で、そこからの展開が出来た。
浦和も決して悪くなかったのだが、しかし、鹿島に対して、やはり浦和は甘さがあったのかもしれない。
後半に追いついた所までは、良かったですし、同点にした後、逆転のチャンスがあったが、そこでの鹿島の守りが良くて、きっちりと対応できた事で、浦和のミスを誘った。
どちらが勝ってもおかしくないとも思えたが、やはり、浦和よりも鹿島の方が一歩上回った。

新戦力が機能せず
浦和は既存戦力で挑んだが、しかし、その中で菊池大のみがスタメンで起用された。
ただ、その菊池大が若干ブレーキと言うか、どちらかと言うと、突破力は、やはり関根貴が上回り、関根貴が入ってからの浦和の攻撃力アップは違いを生み出した。
そういう意味では、浦和はアタッカー陣は、これまでのメンバーで十分だったと思えてしまう。
しかし、それではダメで、チームとして先に進むには、新陳代謝は必要で、新戦力を上手く活用しないといけない。
それが、この試合では見えてこなかったのは、負けたよりも残念だったと言えるだろう。
また、槙野智は負傷だったのか、ベンチにも入っておらず、この試合の3バックの一角には、本来サイドがメインの宇賀神友が入ったが、宇賀神友が悪かったとか、ミスがあったとは思わないが、那須大もいながら、彼を最終ラインで起用した事が、サイドの攻撃があまり機能しなかった要因になったかもしれない。実際に後半、関根貴が右サイドに入って、宇賀神友が左サイドに入ってからの攻撃の広がりとスピード感は、鹿島を押し込むことが出来た。
その意味で、前ばかりの補強が裏目に出たのかもしれない。

隙を逃さない鹿島
決勝ゴールは、明らかに浦和のミスだった。
後ろから迫ってきている鈴木優に関して、遠藤航は見ていたので、分かっていた筈である。
そして、GKの西川周にしても、正面なのですから見えていただろう。
にもかかわらず、バックパスが弱くて、鈴木優が追いつくことが出来た上に、西川周もボールに対して飛び出しが曖昧で、結果、浦和にとってみればゴールを奪われる結果になった。
鹿島にとってみれば、悪い時間の流れの中で、投入した鈴木優がゴールを奪えた。同点ゴールは、前半にチームの軸になっていた金崎夢とレオ・シルバが交代でピッチを出た後だけに、チームとして攻め手を見つけられていなかった。
その中でミスを逃さずにゴールを、それも鈴木優が奪えたことで、競争もあって、鹿島にとって大きく、今季を良い意味で占う試合になったと言える。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。