2017年02月27日 [09:13]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2017 

J2/2017 第1節 京都 vs 山形

2017年のJ1開幕。
昨季は、J2で5位、久々のPO出場となったが、今回も昇格できなかった京都。
そして、昨季は降格1年目になったが、14位とJ2の中でも低迷してしまった山形。
お互いに、今季は昇格を目指す両チームの初戦。

Jリーグ2017 Division2 第1節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/8,857人
京都 1-2 山形
(京都) ケヴィン・オリス(90分)
(山形) 瀬沼優司(35分)、鈴木雄斗(57分PK)
ホーム京都のスタメンは、1 菅野孝憲、15 染谷悠太、4 田中マルクス闘莉王、6 本多勇喜、30 石櫃洋祐、8 ハ・ソンミン、5 吉野恭平、2 湯澤聖人、10 エスクデロ競飛王、16 イ・ヨンジェ、31 大黒将志の3-4-2-1。
アウェー山形のスタメンは、1 児玉剛、15 加賀健一、20 茂木力也、5 菅沼駿哉、10 鈴木雄斗、8 風間宏希、14 本田拓也、2 瀬川和樹、9 瀬沼優司、18 南秀仁、11 阪野豊史の3-4-2-1。

山形が勝利
立ち上がりホームの京都が主導権を握り、特に左サイドへと開いて、そこからの繋ぎと突破で山形ゴールに迫っていく、ただ、山形も全体が下がってゴール前を固めることでシュートまではいかせない。
序盤の京都の猛攻を耐えると、少しずつ山形がチャンスを作るようになると、中盤の本田拓が左サイドに大きく出来たスペースに出すと、瀬川和が絶妙のクロス、これをファーサイドで瀬沼優が頭で合わせてゴール、35分山形が先制。
40分、山形ゴールの横の芝が浮いている事が判明して、一時的に試合が中断、芝の状況を確認する。
1点を追う京都が後半攻勢を仕掛けるも、55分、南秀が左サイドから仕掛けた所で、闘莉王がPAの中で倒しPK、これを鈴木雄がGKに読まれながらも早いシュートを左下隅に決めて、57分、山形が追加点を奪う。
2点を追う京都は、仙頭哲と岩崎悠を同時に投入、攻撃のスピードアップを図る。
京都が攻勢を仕掛けて、何度となく山形ゴール前まで行くものの、ゴール前で山形がきっちりと跳ね返して、ゴールを奪う事が出来ず。
何とか一矢報いたい京都は、アディショナルタイムに入る直前、左サイドに開いた岩崎悠が絶妙なクロスを入れると、GKが飛び出そうとして、その前でケヴィン・オリスがヘディングシュートでゴール、京都が90分に1点を返す。
しかし、結局、追いつくことは出来ず、山形が2-1で勝利。

山形が上回る
同じ布陣の両チームの戦いは、山形の方が少しこなれていたというか、少しチームとしての完成度で上回っていたのかもしれない。
90分の試合時間の中で、およそ80分は京都ペースの試合だったように思える。
京都が優勢に試合を進める中で、しかし、山形は3バックがゴール前を固めて、両WBが下がってスペースを埋める事で、自陣ゴール前をきっちりと守り切った。
最後には、京都の岩崎悠の絶妙なクロスに対して、GKが判断に迷う位置だった事もあって、中途半端に飛び出した所で、ゴールを決められたものの、山形の守備は、京都に攻められながらも、ほとんど崩されず、危ない場面もほとんどなかった。
とはいえ、山形がチャンスを決めきったとも言えるが、それでも、山形の攻撃自体も、そこまでのモノではなくというか、下がってしまっていたので、なかなか攻撃に転じる事が出来ていなかった。
そういう諸々の中で、僅かに山形の方が、京都の上をいった事で、勝利を掴み取ったと言えるだろう。

両サイドの穴
お互いに3バックを採用した両チームだったのだが、正直言えば、全く内容的には違った。
全体が下がって守った山形に対して、京都は、どちらかと言うと後ろの枚数を減らして前に人数をかける事を狙った3バックだったように思える。
その影響もあったのだろうが、何度となく両サイドに大きなスペースが出来て、結局、先制点のシーンも、2点目のシーンも、共にそのサイドをつかれた結果であった。
両サイドのスペースをつかれて、スピードで仕掛けられると、確かに中央は闘莉王など高さはあるとはいえ、サイドからの崩し、しかも、スピードで来られた場合は、対応し切れていなかった。
3バックが悪いとは言わないが、もう少し攻守の切り替えの部分で、サイドをどう埋めるのか、対処するのかを考えないと、今後も対戦相手はそこを狙ってくるだろう。

狙い通りの山形
正直言えば、山形は、この試合、諸々を捨てて、とにかく一点突破を狙ったのではないかと言う気がする。
先に書いたように、下がって守っていた山形は、攻撃に関しては、どちらかと言うと人数をかけられず、サイドからのクロス一点に絞っていたように思える。
その為に、左サイドに瀬川優、右サイドには鈴木雄を置いて、サイドから攻めて、闘莉王のいない所へとクロスで勝負をかけると言う狙いは、見事にはまったように思える。
京都のサイドに大きなスペースが出来ていた事もあって、そのサイドからの攻撃ははまって、見事に勝利をおさめる事が出来た。
両新監督の対決は、対京都を研究して、戦術を練ってきた山形が、京都の弱点を突く形で勝利と言う、選手だけでなく、監督の采配の差と言う部分も大きく勝敗を分けた要因になったと言えるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。