2017年03月03日 [09:25]   なでしこジャパン | スポーツ | アルガルベカップ2017 

アルガルベカップ2017 日本 vs スペイン

昨年のリオ五輪への出場を逃して、世代交代、チームの変更を試みているなでしこジャパン。
その為の重要な大会でもあるアルガルベカップ。
ここで、結果を出すことが、2019年のフランスWCに向けて大切だろう。
その初戦は、スペインは、2015年のWCが初出場で、五輪の出場は未だ出来ていない相手。

アルガルベカップ2017
[1]グループB 第1節 ベラビスタ スタジアム
日本 1-2 スペイン
(JPN) 横山久美(81分)
(ESP) Silvia Meseguer Bellido(56分)、Olga García Pérez(70分)
なでしこジャパンのスタメンは、1 山根恵里奈、3 鮫島彩、15 高木ひかり、4 熊谷紗希、21 北川ひかる、19 佐々木繭、10 阪口夢穂、7 中島依美、13 増矢理花、14 中里優、16 田中美南の4-2-3-1。
スペインのスタメンは、1 Sandra Paños、5 Ivana Andrés Sanz、4 Andrea Pereira Cejudo、21 María Pilar León Cebrian、15 Silvia Meseguer Bellido、18 Marta Torrejón Moya、19 Amanda Sampedro Bustos、11 Alexia Putellas Segura、3 Leila Ouahabi El Ouahabi、10 Jennifer Hermoso Fuentes、9 Verónia Giadansの3-1-4-2。

前半
スペインのキックオフで試合開始。
いきなりゴール前に放り込んできたボールに対して、なでしこはPAギリギリの所で、DFとGKがお見合いをして危ないシーンが出てしまう。
立ち上がりから試合はスペインペースで、なでしこは、ボールを持ってもなかなか前線に運べず、運べてもなかなか厚みのある攻撃を仕掛けていくことが出来ない。
32分には、なでしこは右CKから決定機を作り出すが、しかし、ゴールを奪えず、対してスペインも36分に、ゴール前で日本の選手のミスをついて決定機を作るが、GKの山根が好セーブを見せる。
結局、スペインペースながら、なでしこは何とか失点せずに前半を折り返す。

ボロボロの前半
思った以上と言うべきか、なでしこの出来が悪過ぎたのもあって、スペインに圧倒される展開となった。
特に中盤でスペインの方がプレスが効いていて、なでしこは中盤でパスを回せず、それどころか、ミスが目立って、試合の流れを掴むところではなかった。
なでしこの武器と言うか、世界で戦うために絶対に必要なのは連動性であるのだが、現なでしこは、全くその連動性が無かった。
だからこそ、中盤の底の二人が相手のパス回しに対して、プレスをかけられず、ボールを受けても、パスの受け手がいない。
大きく最終ラインから蹴っても、前線でボールがおさまらない。
逆に、スペインはボールを持つと、裏を狙ってこられると、なでしこの最終ラインの連携も悪く、お互いにかぶったり、見合いをしたり、そして、それがGKとも起こっていて、本当に失点しなかったのが不思議な位だった。
正直、代表と言うレベルに到達していないサッカーでしかなっただけに、HTにでも、お互いに意思疎通をしてでも、もう少し連動性を高める必要があるだろう。

後半
スペインは10番Jennifer Hermoso Fuentesに代えて17番Olga García Pérezを投入、なでしこの方も佐々木と増矢に代えて、長谷川と横山を投入、そのなでしこのキックオフで後半開始。
後半に入ってもスペインペースの展開で、前半以上に、スペインが厚みのある攻撃を見せて、56分、左サイドでのスローインからなでしこが反応できず、フリーとなった15番Silvia Meseguer Bellidoが右足を振り抜いたミドルシュートは、バウンドして伸びた結果、GKの山根が止めることが出来ずゴール、スペインが先制をする。
更に、70分、なでしこのクリアボールをカットした17番がそのままドリブルで仕掛けてシュート、これがDFに当ってGKの逆を突く形でゴール、スペインが追加点を奪う。
なでしこも81分、途中交代の長谷川からのスルーパスに抜け出した、こちらも途中交代の横山がゴールに流し込んで、なでしこが1点を返す。
その後も何度かなでしこがスペインゴールを脅かすも、反撃は遅く、結局、1-2で初戦を落とす。

レベルの下がったなでしこ
WC優勝から、その後のロンドン五輪準優勝を経たなでしこジャパン。
しかし、そこから先、なでしこが示したサッカーによって、世界的に女子サッカーの進化が進んだ事もあって、なでしこが持っていたアドバンテージは無くなってしまった。
それが、なでしこの苦戦の要因であり、なでしこ自身も進化していかないといけなかった。
その生みの苦しみもあった所為か、リオ五輪の出場を逃してしまった。
だからこそ、監督交代を含めて、新しいなでしこのスタートとなった訳ですが、その結果、内容ともにお粗末な事になってしまった。
正直言えば、現行の状態は、優勝云々以前に、チームとして全く出来ていない状態であり、サッカーとは言えないものでしかなく、代表などとはおこがましい、そんなレベルに下がってしまっていると言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。