2017年03月05日 [08:57]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2017 

J1/2017 第2節 神戸 vs 新潟

2017年のJ1も第2節。
開幕戦は、昇格してきた清水相手に勝利を飾った神戸と広島相手に追いついて引き分けた新潟。
神戸としては、今季優勝争いをする為には、きっちりと勝たないといけない相手。
新潟としては、広島戦で追いつけたのを活かす為に、今節も勝点の獲得を狙う。

Jリーグ2017 Division1 第2節
ノエビアスタジアム神戸/25,278人
神戸 2-1 新潟
(神戸) 渡部博文(3分)、高橋秀人(76分)
(新潟) 田中達也(75分)
ホーム神戸のスタメンは、18 キム・スンギュ、6 高橋峻希、5 岩波拓也、3 渡部博文、22 橋本和、14 藤田直之、7 ニウトン、29 大森晃太郎、23 松下佳貴、21 田中順也、19 渡邉千真の4-2-2-2。
アウェー新潟のスタメンは、21 守田達弥、24 川口尚紀、50 富澤清太郎、2 大野和成、23 酒井宣福、34 原輝綺、8 小泉慶、13 加藤大、18 成岡翔、7 ホニ、9 山崎亮平の4-2-2-2。

神戸連勝スタート
立ち上がり早々、右サイドからのスローインが、中央での競り合いの中で、ファーサイドに流れると、大森晃が縦に抜いてクロス、これは中で一旦は味方に合わないが、相手DFがクリアし切れず当ってこぼれたボールが渡部博の足下に転がると、これをゴールに蹴り込み、3分に神戸が先制をする。
神戸が先制したが、その後は、試合は新潟ペースで、神戸が前からプレスをかけようとするのをかわすように、一旦下げてから前線を走らせて、神戸のDFラインの裏を狙っていく新潟が決定機こそ作れないものの優勢に試合を進める。
それに対して、神戸もスローインも武器にして追加点を狙うが、しかし、こちらも点を奪えるチャンスは作れない。
後半に入ると、今度は一転して神戸ペースの試合になり、新潟のプレスをかわして、早い攻めを見せる事で、チャンスを作り、何度となく決定機を作り出すが、新潟もGKの守田達を中心に跳ね返す。
なかなか神戸が追加点を奪えないと、75分、新潟が大きく右サイドにふってから、川口尚がワントラップから素早くクロス、これを中央で山崎亮がヘディングシュート、これはGKのキム・スンギュが素晴らしい反応で弾くが、こぼれ球を拾った田中達が角度が無い所からゴールに流し込み、新潟が同点に追いつく。
しかし、すぐさま神戸が仕掛けると、右CKから大きくファーサイドまで飛ばしたキックは、橋本和がヘディングで折り返し、渡邉千が右足シュート、これは角度が悪かったが反応した高橋秀がコースを変えてゴール、同点にされた1分後に神戸が勝ち越す。
その後、お互いに決定機があるもののゴールは生まれず、そのまま2-1で神戸が勝利。

守備からの攻撃
お互いに守備の良さが目立った試合だったように思える。
どちらも守備をしっかりと形成して、そこから攻撃へと繋げていく事を狙い、前半は新潟がまさに上手くはまって、神戸がボールを奪ってから攻撃に転じても、きっちりと中盤で抑えて、逆にカウンターを仕掛けていくなど、非常に良い形を作っていた。
ただ、早々に得点を決めたのは神戸だった。
その1点を追うという形で攻めた新潟ではあったが、守備は良く、前に出ている神戸の守備陣の裏を狙っていくなど、守備から攻撃へとスムーズな移行でチャンスを作れるかと思えたが、しかし、ゴール前でなかなか繋がらなかった。
優勢に試合を進めるもののゴールを奪えなかった新潟に対して、神戸も前半の守備から攻撃へと転じる所の遅さを修正して、神戸の持ち味であるショートカウンターが機能していくと、神戸が優勢に試合を進めるようになる。
守備から攻撃へと転じる所で、よりスムーズに行った方が試合の主導権を握るという、この両チームの対決は分かり易い構図ではあったが、しかし、劣勢になった方が得点を奪うというのも面白い試合だった。

武器の無さ
2戦連続、田中達のゴールで、追いついた新潟だった。
その直後に神戸に勝ち越しゴールを奪われたので、勝点を手にする事は出来なかったが、田中達の動き出しの良さと言うのは新潟の武器となるのだろう。
但し、それ以外で、新潟に得点の可能性を感じなかった。
ホニの個人技だったり、加藤大の動きだったり、非常に良い形を作っていて、前半は何度も良い形を作っていったのだが、その上でも、ゴール前で決定機を作るという事は出来なかった。
最後の部分での精度の差もあるかもしれないが、それ以上に問題なのは、ゴールを奪えるという武器の無さだろうか。
ストライカーの不在という単純なものもあるだろう。
ただ、それを踏まえてもゴールに向かって、どうやってゴールを奪うのかと言うイメージが乏しいように思える。
良い形で守れているし、上手く攻撃へと転じることまでは出来る、その上で、ゴールをどうやって奪うのかと言うのが、新潟にとっての課題だろう。

神戸の武器
先に新潟には武器が無いと書いたが、神戸は明確な武器が出来ていた、それが、勝敗を分けたのだろう。
レアンドロという昨季の得点王を獲得した最大の武器を開幕戦の負傷で長期離脱と言う危機的状況でもあった神戸であったが、藤田直のロングスローを含めた、セットプレーをきっちりと武器として磨き上げたと言えるだろう。
劣勢だった前半も、スローインなどを相手陣内の深くで得ると、そこから決定機を作るシーンは何度となくあった。
そういう武器の差、スローインも武器になるのは、昨今の潮流であり、それを活かしたのもあるが、同点にされた直後にもCKからゴールを奪い取った。
大森晃が上手くカバーできるというのもあるだろうが、セットプレーを武器と出来る、直接叩き込む訳ではないが、粘り強く押し込める強さもあって、最大の武器を失った状態であっても、もう一本の伝家の宝刀を持っているという神戸の強さに繋がり、連勝と言う結果になったように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。