2017年03月06日 [09:06]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2017 

J2/2017 第2節 京都 vs 徳島

2017年のJ2も第2節。
今季こその昇格を目指すも山形相手に敗れた京都とPO圏内を目指して開幕戦は東京Vに勝利をした徳島。
京都としてはホーム2連敗は避けたい所だが、相手の徳島との対戦成績は五分なだけに油断できない試合。

Jリーグ2017 Division2 第2節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/5,948人
京都 1-0 徳島
(京都) 田中マルクス闘莉王(90分)
ホーム京都のスタメンは、1 菅野孝憲、15 染谷悠太、4 田中マルクス闘莉王、6 本多勇喜、30 石櫃洋祐、5 吉野恭平、14 仙頭啓矢、2 湯澤聖人、10 エスクデロ競飛王、16 イ・ヨンジェ、31 大黒将志の3-4-2-1。
アウェー徳島のスタメンは、21 梶川裕嗣、20 キム・ジョンピル、5 石井秀典、2 ヴァシリェヴィッチ、4 藤原広太朗、22 広瀬陸斗、6 カルリーニョス、8 岩尾憲、27 馬渡和彰、26 杉本太郎、17 山﨑凌吾の3-1-4-1-1。

京都勝利
立ち上がり早々から徳島が決定機を作り出すが、試合の内容的にボールは京都が支配している雰囲気ではある。しかし、前線で大黒将などが良い動き出しで惜しいシーンがあったりはするが、なかなか決定機までいけない展開。
それでも時間経過とともに、シュートこそ打てないものの京都が押し込んでいく、それに対して、徳島は一瞬の隙をつくようにシュートまで行くというように、どちらも試合の主導権を握っていると思えるような展開となる。
後半に入ると、試合の流れは完全に徳島ペースで、京都はなかなか前にボールを運ぶことも、ボールをキープする事も出来ず、自陣で守りに回るようになるが、徳島もゴール前を固めてくる京都の守備を崩せない。
劣勢の京都は、71分、徳島のCKのクリアからカウンターを仕掛けようと走り出した所で、闘莉王がが足を痛める。ここで、闘莉王を前線にあげるが、更に79分には前線での競り合いの結果、途中交代で入ったケヴィンが負傷で一旦ピッチを出て治療をする事になる。
ほとんど走れない闘莉王が、必死に前線からプレスを仕掛けると、中盤でFKを得ると、前線に人数をかけて、一気にゴール前に放り込み、これをケヴィンが右サイドから斜めに走り込んでヘディングで裏に流すと、待ち構えた闘莉王がゴールに蹴り込み、90分に京都が先制。
アディショナルタイムは長い5分だったが、ここは京都が人数をかけて守りきり、京都が今季初勝利。

耐え抜いた京都
初戦の山形戦に引き続き、この試合の京都も劣勢な中での戦いを強いられた。
それでも、徳島戦よりかはボールを繋ぐことが前半は出来ていたので、押し込まれているというよりは、守備の隙をつかれて危ないシーンが生まれているという感じではあった。
ただ、徳島の攻撃が最後の部分で精度を欠いていた事もあって、何とか耐え抜くことが出来ていたが、後半に入ると、積極的な選手交代で、何とか試合の流れを変えようと試みた。
徳島のサッカーは前半と後半で大きく変わらなかったが、後半はケヴィンが前で基点を作って、チャンスを作る事は京都も出来たものの、逆に、球離れが早くなりすぎたというか、簡単に徳島がボールを手にするようになって、前半以上に押し込まれる展開になった。
しかも、闘莉王が途中で足を痛めて交代選手を使いきっていた事もあって、ポジションを入れ替えるなどしたら、ケヴィンも負傷でピッチを一時的に出るなど、正直、耐え切れないのではないかと思われたのだが、その闘莉王が前線で必死になって体を張ると、徳島のファールを中盤で得て、そのボールを一気に前線に送り、まさに足を痛めて前線に置かれた闘莉王が決めて、勝利を決めた。
不運も重なりながらも、何とか勝利をする事は出来たのは、京都にとって大きな勝利と言えるだろう。

決め切れなかった徳島
何度となく決定機がありながらも、結局決めきる事が出来なかった。
前節の反省か、京都は裏を突かれないように、両WBも下がり目に位置していて、なかなか裏のスペースを取れなかったのだが、それでも、下がった京都に対して、押し込んで試合を進め、前後半通じて内容的には完全に徳島の方が上回ったと言えるだろう。
ただ、どんだけ優勢に試合を進めても、サッカーに優勢勝ちは無いし、更に言えば、結果として、失点をしてしまっては、負けだろう。
前節と同様に左サイドに入った馬渡和が基点となって、そこからの仕掛けで圧倒していくことが出来たが、そこからのボールに対して、中央で山崎凌や杉本太とタイミングが合っていなかったり、この二人が、京都のDFのマークを振り切れなかった事で、ゴールを奪えなかったと言えるだろう。
馬渡和のサイドからの崩しと言う武器があるだけに、後は中央でどう決めるのか、個人的には中央の二人と言うよりも、逆サイドからどう入っていくのか、広瀬陸などのプレーが今後の鍵になるのではないだろうか。

闘莉王の起用方法
前節はスピードで裏を取られてPKを与えてしまった闘莉王。高さの強さなどは未だに日本でも屈指。
ただやはりスピードの遅れは、今季2試合ではあるが、厳しく、更に言えば、以前からあった戻りの遅さなども正直問題だろう。
但し、その存在感の大きさはあり、また、足を痛めて前線に回された後、終盤でも足を引き摺りながらボールを追う姿勢など、京都の選手を引っ張ったのも間違いないだろう。
先制点はその褒美とも言えるが、この2試合は、良くも悪くも闘莉王の存在が勝敗に影響したとも言える。
確かに最終ラインで起用するというのが闘莉王の使い方であろうが、最終ラインでのリスクの大きさもある。
その意味で、足を痛めた結果、前線で起用したわけですが、そもそもFW起用は名古屋でも行われていて、リスクを避ける為に、前線での起用と言うのもありかもしれない。
とはいえ、京都は前線には駒がいるが、最終ラインは若干層が薄いので、それも難しいかもしれない。
足を痛めた事が奏功した形ではあるが、今季の京都としては闘莉王の起用方法は課題となるかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。