2017年03月08日 [08:59]   なでしこジャパン | スポーツ | アルガルベカップ2017 

アルガルベカップ2017 ノルウェー vs 日本

アルガルベカップのGL最終節。
初戦のスペイン戦での不甲斐無い内容から、アイスランド戦では何とか立て直したなでしこ。
このノルウェー戦、勝ってスペインが敗れてくれれば、優勝決定戦に駒を進める可能性はあるだけに、絶対に勝たないといけない試合。

アルガルベカップ2017
[17]グループB 第3節 アルガルベ スタジアム
ノルウェー 0-2 日本
(JPN) 横山久美(59分、89分)
ノルウェーのスタメンは、1 Ingrid Hjelmseth、2 Ingrid Moe Wold、6 Maren Mjelde、29 Stine Pettersen Reinas、9 Elise Hove Thorsnes、28 Ingrid Marie Spord、22 Anja Sonstevold、19 Ingvild Isaksen、17 Kristine Minde、10 Caroline Graham Hansen、14 Ada Stolsの4-2-2-2。
なでしこジャパンのスタメンは、23 池田咲紀子、15 高木ひかり、4 熊谷紗希、18 中村楓、19 佐々木繭、10 阪口夢穂、5 川村優理、7 中島依美、8 千葉園子、22 籾木結花、20 横山久美の4-2-2-2。

前半
なでしこジャパンのキックオフで試合開始。
序盤、試合の主導権はノルウェーが握って、中盤でのプレスを仕掛けてなでしこのパス回しを封じると、ボールを奪って展開してくる中で、なでしこは、なかなかボールを運べず、また、プレスも仕掛けられない。
なでしこも何とか改善を狙うが、ノルウェーの守備を前になかなか攻め込めない、しかし、ノルウェーの攻撃にもある程度対応できるようになって、一旦、試合は膠着状態に陥るが、時間経過とともに再びノルウェーが攻勢を仕掛けてきて、日本は劣勢の展開となる。
終盤、日本にもチャンスはあったもののゴールを決定機とまではいかず、結局、前半はお互いにスコアレスで折り返す。

劣勢の前半
前半はなでしこの良さと言うよりも、思い通りにサッカーをさせてもらえなかった。
ただ、スペイン戦のように、サッカーが出来なかったのではなく、この試合は、自分たちは何とかしようという意図があるが、ノルウェーの出来が良くて、中盤でのプレスが厳しく、なかなかボールを運べない為に、つまり、意味合いと言うのが良いのかは分からないが、見た目は同じでも本質的にはスペイン戦とは真逆だろう。
だからこそと言うべきか、劣勢ではあったが、守備では粘り強かった事もあって、危ないシーンはあっても跳ね返すことが出来た上に、隙をついて思い切ってゴールを狙う事が出来た。
後は、どうやって、ノルウェーの守備を突破するのか、その狙いをチームで共有して、ノルウェーも前半でもそうだったが、ペースダウンする時があるので、そのタイミングを逃さず、点を奪う事が出来るかどうかだろう。

後半
なでしこは、中島依と千葉園に代えて中里優と長谷川唯を投入、ノルウェーは前半のままで、そのノルウェーのキックオフで後半開始。
後半に入って、なでしこにリズムが生まれてきて、テンポの良いパス回しから、ノルウェーゴールに近付いていくと、59分、籾木結が仕掛けてパスが一旦DFに当たるが、その後のこぼれ球が裏にこぼれて、それが走り込んだ横山久の下に行くと、それを上手くトラップからシュートまでもっていって、なでしこが先制。
1点リードをした後も、なでしこが優勢に試合を進めていくようになって、チャンスを作るが、追加点を取るという事は出来ず。
時間経過とともに、再びノルウェーが攻勢を仕掛けてきて、なでしこは劣勢な展開になるが、しかし、なでしこもゴール前は集中して守る事で、簡単に中には入らせない。
ノルウェーの攻めの前に劣勢になったなでしこだが、集中して守り、相手の攻撃をしっかりと跳ね返すと、89分、カウンターから一気に左サイドへと展開、そこから中の横山久に繋ぎ、横山久が二人をかわしてから、右サイドでフリーとなった中里優にだし、そこからギリギリまで深く切れ込んでのクロスをファーサイドで田中美がヘディングシュート、これはポストに当るが、こぼれ球に反応した横山久がゴールに蹴り込み、なでしこが試合を決める追加点を奪う。
結局、その後のアディショナルタイムは無事に経過して、なでしこが2-0で勝利。

見事な立て直し
前半に劣勢だったなでしこだったが、後半に選手交代で中盤の選手を入れ替えることで、パス回しでの動きに変化を与えて、それによってノルウェーのプレッシングに対してパス回しで上回る事が出来たのと、それまでと逆になでしこが中盤でのプレスが効果を出すようになって、なでしこがペースを握るようになった。
この辺は、HTでの指示と、選手交代と言う采配が効いたと言えるだろう。
また同時に、チームとしても何とかするという方向で色々と考えていた事が、この立て直しに良い方向で影響したのだろう。
後半も一時的に劣勢になる時間帯があったが、そこでも、守備陣は冷静に対応していた事で、失点をせず、それが終盤の2点目にも繋がった。
悪い流れの時でも粘り強く、まずは守備からきっちりとやる事で耐えておいて、相手の隙を突くことが出来た、まだまだ、チームとしては成長過程と言えるかもしれないが、この試合のなでしこは、その成長が見れる試合になったと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。