2017年04月09日 [21:43]   なでしこジャパン | スポーツ | なでしこその他 

キリンチャレンジカップ2017 日本 vs コスタリカ

男子は来年のロシアWCを目指して、アジア最終予選を戦っていますが、女子に関しても2019年のフランスWCを目指して、来年のACに向けて、本格的に始動。
新生なでしこジャパンとして挑んだアルガルベカップでは6位に終わってしまった。
再スタートでもあるし、新しいなでしこジャパンを模索するために、対戦する相手は北中米カリブ海のコスタリカ。
前回のカナダWCでは、カナダが開催国として出場できた事で、初出場も2分1敗でGL突破できず。
対戦相手としては面白い相手と言えるだろう。

キリンチャレンジカップ2017
熊本県民総合運動公園陸上競技場
日本 3-0 コスタリカ
(JPN) 横山久美(23分)、田中美南(74分)、籾木結花(82分)
なでしこジャパンのスタメンは、18 池田咲紀子、2 高木ひかり、4 熊谷紗希、23 市瀬菜々、6 宇津木瑠美、10 阪口夢穂、14 中里優、7 中島依美、17 長谷川唯、11 田中美南、9 横山久美の4-2-2-2。

なでしこジャパン快勝
コスタリカのキックオフで始まった試合は、立ち上がりからなでしこペースで、高い位置からのプレスからボールを奪うと、パスを繋いで攻めていって、何度となく決定機を作り出すと、23分、右サイドから仕掛けた高木が中にパスを入れると、それを受けた横山久が上手くDFを背負いながら反転、鋭い振り足でのミドルシュートを叩き込んで、なでしこが先制。
その後も何度となくなでしこがチャンスを掴むが、ゴール前を固めるコスタリカの前にゴール前ではなかなか突破し切れず、また、ラストパスの精度も悪くて、追加点を奪う事は出来ず。
後半に入ってもなでしこペースだが、なかなかゴールを奪えず、選手交代を活かして何とかしたい所だったが、74分、何度も仕掛けていたサイドからの攻撃で、長谷川唯のスルーパスに抜け出した上野真が抜け出して丁寧なクロスを入れると、ニアサイドに飛び込んだ田中美が体で押し込むようなゴールで、なでしこが追加点を奪う。
更に今度は裏に抜け出した長谷川唯にボールが出ると、DFとGKの間をここしかないという位置で入れたクロスにファーサイドで走り込んだ籾木結が押し込んで、82分、なでしこが3点目を奪う。
その後もチャンスがあるが、しかし、4点目は奪えず、試合終了、なでしこが3-0の快勝で終える。

らしさを見せたなでしこ
なでしこが非常にリズムが良い試合だった。
新戦力が入った試合ではありましたが、昔のなでしこのようにリズムの良いパス回しで、試合の主導権を奪って行くことが出来て、両SBも積極的な攻撃参加を見せた。
また、前線で田中美が基点となる事で、他の選手が前を向いて上がれるので、コンパクトに保てて、ボールを繋ぐことが出来、それが、横山久の決定機だったり、左サイドの長谷川唯が積極的な突破を見せた。
本当に良い形で攻撃を構成して、相手のコスタリカが、北中米カリブ海で4番手の相手とはいえ、なでしこが完全に格上のゲーム運びで圧倒する事ができた。
かつで、なでしこがWCを制した後、世界的に女子サッカーもボールを繋いでというか、チームサッカーが主流になった、一気に男子サッカーに追いつくような進化を遂げてきて、なでしこの優位性が無くなってきた。
その結果、なでしこは、それこそ澤の引退なんかもあって、そのサッカーを見失いつつあったが、かつてのメンバーに加えて、これまでの下の世代で活躍してきた選手が上がってきた事もあって、それこそ、なでしこがかつて世界を制したサッカーを取り戻した。
まだまだ、どんな試合でも出来るかどうかは分からないが、これから先、なでしこに期待できる試合だった。

長谷川唯
先に書いたように田中美だったり、全体的に良いプレーをした選手が多かった。
先制点のゴールを奪った横山久のシュートなどはトンデモないプレーではあったが、90分の試合を通じて、感じたのは、やはり、長谷川唯の素晴らしさだろう。
2014年のU-17WCを制したなでしこの中心人物であり、MVPはチームメイトに譲ったのだが、その彼女がなでしこジャパンで、宮間が代表引退し、川澄などもいない中で、攻撃の中心になりえる選手になってきた。
特に、かつてのなでしこの中心メンバーとは異なり、自分でドリブルで仕掛けることが出来る事が大きく、これからの女子サッカーでも本当に守備陣を崩していく為に、彼女のような個人技は重要になるだろう。
新エースが誕生した瞬間とも言うべき試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。