2017年05月25日 [06:18]   FIFA U-20ワールドカップ | スポーツ | U-20/韓国2017 

U-20WC2017 ウルグアイ vs 日本

U-20WCの第2節。
初戦で、南アフリカ相手に逆転勝利をおさめた日本にとって、第2節は、南米1位で、こちらも初戦で欧州2位のイタリアに勝利したウルグアイ。
グループ最大の難敵であるが、この試合で引き分けて勝点1でも獲得できれば、グループ突破に大きく前進するだけに、とにかく、負けない事、そして、勝てば、ベスト16出場をほぼ決められるだけに、重要な一戦。

FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017 グル―プD
[20] 第2節 水原ワールドカップ競技場/7,978人
ウルグアイ 2-0 日本
(URU) Nicolas SCHIAPPACASSE(38分)、Mathias OLIVERA(91+分)
ウルグアイのスタメンは、1 Santiago MELE、2 Santiago BUENO、4 Jose Luis RODRIGUEZ、5 Mathias OLIVERA、18 Agustin ROGEL、8 Carlos BENAVIDEZ、11 Diego DE LA CRUZ、16 Federico VALVERDE、20 Rodrigo BENTANCUR、9 Nicolas SCHIAPPACASSE、19 Agustin CANOBBIO
日本のスタメンは、1 小島亨介、2 藤谷壮、5 冨安健洋、3 中山雄太、19 舩木翔、17 市丸瑞希、16 原輝綺、7 堂安律、8 三好康児、9 小川航基、13 岩崎悠人の4-2-2-2。

前半
ウルグアイのキックオフで試合開始。
立ち上がりからウルグアイが高い位置からのプレッシングをかけてきて、攻め込んできて、ウルグアイの方がやや優勢な展開だが、日本もしっかりと守って、まずはボールを繋ぐことで、9分には、左サイドへの展開から、船木翔のクロスに中央で小川航が飛び込むが、シュートはミートし切れずゴールは奪えず。
11分には、冨安健へのバックパスが少しそれてトラップが乱れた所で11番N. DE LA CRUZに奪われ、GKと1対1という決定的なシーンを作られるが、このシュートは枠を外す。
試合の流れは、どちらとも言えず、チャンスを作れる時間帯がお互いに出来るが、どちらもゴールを奪う事は出来ず、ミスをすると一気に押し込まれるような緊迫感のあるような展開。
16分、相手のタックルをかわした所での着地で足を痛めた小川航が担架でピッチの外へと出され、プレー続行は不可能という事で、20分、小川航に代わって久保健を投入する。
どちらもきっちりと守り、ボールを繋ぐという事で、試合が落ち着いた印象がある流れとなってきているが、ウルグアイの方が、日本の隙を虎視眈々と狙っている雰囲気になる。
30分を過ぎたあたりから、日本がウルグアイのプレスの前にミスが目立つようになってきて、そのパスミスで奪われて日本ゴールに迫ってこられる。
38分、日本にもチャンスが出来たが、その後、一気にカウンターを仕掛けたウルグアイが、右サイドで裏に抜けた4番J.L.RODRIGUEZがDF二人を引き付けておいてから中に折り返し、9番N. SCHIAPPACASSEが上手くDFの真ん中をトラップで抜けて冷静にシュートを逆サイドネットに流し込んで、ウルグアイが先制。
その後もウルグアイの方が優勢に試合を進めて、終盤には立て続けに良い位置でFKを与えてしまうが、何とか2点目は許さず、ウルグアイの1点リードで前半を折り返す。

ミスから流れを失う
ウルグアイは、激しく動いてくるという訳ではなく、中盤できっちりとプレスを仕掛けておいて、日本のミスを誘って、そのミスを上手く活かして攻めてくるという印象だが、それが、日本にとって非常に嫌らしく効果的に効いてしまった前半だった。
サッカーはミスのスポーツであり、ミスはあるものであるが、そのミスを逃さず攻め込んでくる事が出来るウルグアイの強さであるのだろう。
何とか耐えていたのだが、日本にとってみれば、上手く裏をつかれて失点をしてしまった、ウルグアイにとってみれば狙い通りと言う所だろう。
日本は、この試合、CHの二人、南アフリカ戦の勝利の立役者でもあった二人を代えてきたのだが、その二人を活かして、パスを繋ぎたかったのかもしれないのだが、その二人が、どちらかというと下がってしまって、低い位置でプレーをする事になった。
その結果、ウルグアイの攻めに対してセカンドボールを拾えたのだが、しかし、なかなか前での厚みが無くて、ボールを持っていても攻め切れるという雰囲気は無かった。
どちらかが残れば、どちらかが前線まで顔を出せるようになれば良い。
南アフリカ戦では、堂安律が中に絞って、三好康がサイドに開いていたが、この試合は逆に三好康が中で堂安律がサイドに開いているが、そのどちらも、何と言うか上手くボールがおさまらない。
その上で、早い段階で最前線でボールを収める役である小川航が負傷退場した事で、なかなか攻め切る形が作れていない。
岩崎悠が裏を狙ってチャンスがあったのだが、ウルグアイの守備の裏をどうやってつくのかと言うのが課題だろう。
また、何よりもどれだけ冷静にボールを回せるのかと言う事が、ミスをどれだけ減らせるのかと言うのが大切だろう。

後半
前半の終了から両チームとも交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半立ち上がりから日本が攻勢を仕掛けて、54分には堂安律、55分には、市丸瑞から久保健、そして、59分には久保健から堂安律と立て続けにシュートを放つが、ゴールを奪うにはいたらず。
日本が優勢に試合を進める、62分、8番Carlos BENAVIDEZに代えて6番Marcelo SARACCHIを投入する。
その後も日本が押し込み続けて、岩崎悠や三好康、そして、久保健がウルグアイゴールに迫っていくが、なかなかシュートまでは行けず、シュートもミートし切れず、コースが甘かったりで、ゴールを奪う事が出来ない。
79分、ウルグアイは9番Nicolas SCHIAPPACASSEに代えて7番Joaquin ARDAIZを投入、更に続けざまに、11番Diego DE LA CRUZに代えて14番Juan BOSELLIを一気に投入して、交代枠を使い切る。
日本もほぼ同じタイミングで、原に代えて坂井大を投入する。
この辺りで、ウルグアイが再び前に出てきて攻め込まれるようになってくるが、しかし、無理をしない感があって、日本も危ないという感じではないが、日本の攻めの時間を失っているような展開。
88分、日本は、最後の交代で、三好康に代えて高木彰を投入する。
日本がウルグアイの守備の隙を見出せず、攻められなくなって、逆にウルグアイが決定機を作ると、アディショナルタイムに入った所で、左SBの5番M. OLIVERAが一気に追い抜いてパスを受けると、冷静にゴールを決めて、ウルグアイが決定的な追加点を奪う。
結局、その後も日本は攻め切る事が出来ず、試合終了、日本は2-0で敗れる。

見習うべきウルグアイのサッカー
後半立ち上がりから日本には立て続けにチャンスがあり、更に、押し込んで攻め込んで行くことが出来て、優勢に試合を進める事が出来た。
しかし、結局、ゴールを奪う事は出来なかった。
明らかにチャンスの数は、日本の方が多かった。それでも、結果は2点差をつけられての敗北。
単純な決定力の差と言うのはあったとも言える。ウルグアイに関しては、チャンスは、90分では、それなりにあったが、しかし、あわやゴールと言うプレーは少なく、言ってしまえば、決めた2点のシーン以外は、危ないとも思えなかった。
それに対して、日本は後一歩と言う所が、後半だけで、3度あったが、それを全て決めきる事が出来なかった。
そういう決定力の部分と言うのもあるが、それ以上に、日本は、ウルグアイの戦い方を参考にすべきだろう。
ウルグアイはとにかく、無理をしない、守る時にはしっかりと守り、攻める時に一気に攻める。この辺は南米らしいし、更に言えば、ウルグアイはその立ち位置上、ブラジルやアルゼンチンと戦うという事で、この切り替えの部分をしっかりとしている。
こういう戦い方、守る時にしっかりと守る、攻める時にしっかりと攻める、特に奪ってからの早さ、カウンターと言う部分は日本は見習っていくべき部分だろう。
後半明らかに、日本はウルグアイを押し込んだ、しかし、そのウルグアイの守備は耐え抜くことが出来て、日本が攻め切れなくなった所で、きっちりと押し返して、更に追加点を奪うという事まで出来たのが、今の日本とウルグアイの差であるのだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。