2017年06月25日 [11:42]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2017 

CC2017 メキシコ vs ニュージーランド

CC2017のグループA第2節、2試合目。
初戦のポルトガル戦は終了間際のアディショナルタイムのゴールで追いついたメキシコ。
開催国のロシア相手に好ゲームを繰り広げたが、結果競り負けたニュージーランド。
グループ突破の為には、どちらも勝たないといけない試合。

FIFAコンフェデレーションズカップ ロシア 2017
[6]グループA 第2節 ソチ オリンピックスタジアム/25,133人
メキシコ 2-1 ニュージーランド
(MEX) R.JIMENEZ(54分)、O.PERALTA(72分)
(NZL) WOOD(42分)
メキシコのスタメンは、12 Alfredo TALAVERA、3 Carlos SALCEDO、2 Nestor ARAUJO、23 Oswaldo ALANIS、5 Diego REYES、8 Marco FABIAN、10 Giovani DOS SANTOS、20 Javier AQUINO、17 Juergen DAMM、9 Raul JIMENEZ、19 Oribe PERALTAの3-2-2-3。
ニュージーランドのスタメンは、1 Stefan MARINOVIC、16 Dane INGHAM、5 Michael BOXALL、22 Andrew DURANTE、20 Tommy SMITH、3 Deklan WYNNE、15 Clayton LEWIS、8 Michael MCGLINCHEY、14 Ryan THOMAS、11 Marco ROJAS、9 Chris WOODの5-3-2。

メキシコの逆転勝利
立ち上がりからニュージーランドが高い位置からの厳しいプレスを仕掛けてメキシコのパス回しを封じて、メキシコに自分たちのサッカーをさせず、セットプレーから決定機を作るなど、ニュージーランドペースの展開となる。
メキシコが少しずつ流れを押し返していく中で、27分、ゴール前の攻防でC. SALCEDOがPA内で倒れていたが、主審が試合を止めなかった事で、ゴール前WOODがオフサイドも無くフリーでボールが入り、ニュージーランドには決定的なシーンとなるが、GKのA. TALAVERAが素早く間合いを詰めて素晴らしい反応でシュートを止める。
ただ、この一連のシーンで、両ベンチとも激昂、特にメキシコは審判団に詰め寄るなど激しく抗議。
流れはまだまだニュージーランドの時間帯が続く中で、42分、高い位置でボールをカットされたものの、こぼれ球というか横パスをLEWISがカットしてダイレクトでDFの裏に、これをWOODが冷静に決め、ニュージーランドが先制。
後半に入ると、メキシコが猛攻を仕掛け、波状攻撃でニュージーランドゴールに襲い掛かり、何とかニュージーランドはゴール前で人数をかけて耐えるが、54分、J. AQUINOが左サイドから強引にドリブル突破、中にパスを出すとM. FABIANがトラップから反転、素早く右サイドに出すと、それを受けたR. JIMENEZが反転して、一瞬の隙でシュートを叩き込み、メキシコが同点に追いつく。
72分、再び左サイドでJ. AQUINOがパスを受けると、中に行くと見せてスピードで縦にDFを振り切って突破、そこからニアにマイナスのパスを入れて、走り込んだO. PERALTAがきっちりと合わせてゴール、メキシコが逆転。
1点を追うニュージーランドは攻勢を強めるが、やはり精度を欠いてゴールを奪えず、前掛かってきた事で、メキシコも更にカウンターを狙っていくが、負ければグループ敗退が決まる分、ニュージーランドはリスクを冒して攻める。しかし、パスの精度だったり、シュートがポストに当ったりとニュージーランドは結局、同点ゴールを奪えず、アディショナルタイムには、ニュージーランドの選手をメキシコの選手がファール覚悟で後ろから引っ張り、更に強引に前に体を入れて倒した事で、ニュージーランドの選手が激昂、両チームが揉み合いになる、その後、VTRで確認して、一連の騒動でYCが出される。
結局、試合は、そのままメキシコが勝利。

戦い方
本当にこういう大会を客観的に見るだけでも非常に良い勉強になる。
この試合の前半は、前からプレッシングを仕掛けたニュージーランドが主導権を握って、先制点もそうですが、完全に前半はメキシコに対してニュージーランドが優勢だった。
しかし、後半は、一転して、そのニュージーランドのサッカーに対応したメキシコが上手く戦って勝利を掴んだ。
プレー精度の差があって、勝てる可能性がありながらニュージーランドは勝てなかった訳ですが、正直、ニュージーランドを甘く見ていた感はあって、これで2連敗でグループ敗退が決まったニュージーランドではあるが、このニュージーランドと真っ向から戦って、今の日本代表が勝てるイメージがあまり持てないのも事実です。それだけの力をつけてきているという事だろう。
但し、如何せん日本もそうだが、経験値の差と言うのは大きいのかもしれない。
昔から、メキシコはそこまでフィジカルに優れた選手がいる訳ではないので、日本が、そのサッカーを参考にするべきと言う声を聞く。実際に、そのパスを繋いで連動した動きで崩すサッカーは日本がやろうとしているサッカーと同じ方向性と言えるだろう。
ま、シンプルにプレー精度の差、特にトラップ技術の差は大きいので、まだまだ日本が出来るレベルではないですが。
そういうサッカーの表面的な部分ではなく、この試合を観ていて感じたのは経験と言う面もあるでしょうけども、試合の中で頭を使っているという事を、もっと日本は真似ていく必要があるのではないだろうか。
相手に対して、圧されている時でも、冷静に対応するのと同時に、5バックで相手の最終ラインの人数が多い、ではどうするのか、サイドから崩しても中の人数が減らないのであれば、誰かが囮となって引き付けるとか、それぞれの選手が非常に良く考えており、得点シーンに関しては、前半から飛ばした結果、両SBの足が止まってきていて、また、スピードで自分たちが上回れるとみて、左サイドを効果的にタイミング良くつく、また、1点を守るためのボールの持ち方回し方、それぞれが、全て常に考えてプレーをしているように思える。
こういう考えるという事が出来てれば、イラク戦のような失点は無かったでしょうし、そもそも、それは選手だけでなくベンチや協会も含めて、どうやって、試合にベストの状態で挑めるのか、それを考える事、常に考える続ける事、その戦い方こそが、今最も日本が見習うべきサッカーではないだろうか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。