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2018年05月30日 [23:20]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2018 

親善試合 日本 vs ガーナ

4/7、急遽、ハリルホジッチ監督を解任、西野監督が就任してから1ヶ月強、最初の試合であり、23名を決める最後の試合。
新しいサッカーを見せるというよりも、まずは、ここから先、WCを戦っていく上での、重要性は、勝つ事だろう。
相手はそれなりに強敵であるガーナ。

親善試合
日本 日産スタジアム/64,520人
日本 0-2 ガーナ
(GHA) トーマス・パーティー(9分)、エマニュエル・ボアテング(51分PK)

日本代表のスタメンは、1 川島永嗣、22 吉田麻也、17 長谷部誠、20 槙野智章、8 原口元気、18 大島僚太、16 山口蛍、5 長友佑都、4 本田圭佑、11 宇佐美貴史、15 大迫勇也の3-4-2-1。
親善試合 日本 vs ガーナ
ガーナのスタメンは、1 リチャード・オフォリ、18 アンドルー・キエレイアドム、19 ニコラス・オポク、15 ラシド・スマイラ、17 ルモー・アグベニェヌ、2 ジェセフラーウェー・アッタマー、13 アイザック・サッキー、5 トーマス・パーティー、22 フランク・アチェアンポング、21 エマニュエル・ボアテング、14 ナナオポク・アンポマーの4-2-1-3。

前半
ガーナのキックオフで試合開始。
立ち上がり早い段階で、ガーナが、縦にボールを入れてきた所を、槙野智が後ろから倒す形でPAのすぐ外、非常に日本にとって嫌な位置でFKをガーナに与えてしまうと、5番のパーティーが壁の間を抜いて、ゴール右に決めてきて、9分、ガーナに先制を許す。
1点を追う日本は、点を取りに行く為に、ボールを動かすが、ガーナがきっちりと守りを固めていて、日本は攻める隙を見出せず、逆に、カウンターを狙ってくるガーナの方が攻めを見せる。
少しずつ、日本も前線の動きが出来るようになって、流動的な動き出しで行く為に、32分には良い位置でFKのチャンスを得ると、本田圭が蹴ったボールはゴール左隅を狙うが、しかし、GKが狙っていたかのように止める。その後のCKからのボールも、ファーサイドで本田圭がフリーで受けるが、シュートまでが遅く止められる。
結局、日本はゴールを奪えず、前半はガーナリードで折り返す。

あえて連動は良かったと言う前半
あえて言えば、ハリルホジッチ監督時代よりも、前線にアイデアがあって、本田圭と大迫勇の位置が代わったり、宇佐美貴が左サイドまで流れたり、更には、両WBが前線まで上がって、特に左の長友佑が裏を狙っていくなど、攻撃に関しては連動性があったように思える。
但し、連動性があったと言うだけで、ほぼ得点が奪えるかと言う部分では、あまりそんな気配は無かった。
前半終盤のFKと、その後のCKのシーンが、ほぼ決定機と言えるのではないか、早々に先制したガーナが、守備を優先していた事もあるが、しかし、がっちりと固めた中央の固さに対して、色々と細かい繋ぎなどで何とかしようという意図はあるものの、崩していけるという気配はない。
ハリルホジッチ時代には、早い攻め一本やりだった事で、攻撃が単調となっていたという課題があったが、ボールを回せるようになっていたが、ボールを回した後にどう攻めるのか、その攻めの迫力は無くて、点をどう取るのかは見出せなかった。
そして、攻撃以上に課題となるのは守備面で、お互いに守備意識があって、高い位置でボールを奪いに行くという意図はあるものの、チーム全体でボールを奪って攻めるという事が出来ず、3バックにしているが、その良さは無く、サイドを狙われた結果、両WBだったり、CHが下がらざるを得ず、吉田麻や槙野智も前でのプレス位置が見出せず、かえって良さを消しているようにも思えた。
結局のところ、急造のシステムであるからこそ、やりながら何とかしないといけないという所で、どこまで改善できるかになるが、現行、ハリルホジッチ時代よりも良くなった悪くなったというよりも、違う方向に行った事で、違う利点と欠点が出て、総じて、全く変わっていない、一番重要な勝つというサッカーが見えてこない。

後半
ガーナは前半と変わらず、日本は、原口元に代えて酒井高、宇佐美貴に代えて香川真、大迫勇に代えて武藤嘉という3枚を一気に代え、その日本のキックオフで後半開始。
後半開始早々、右サイドの攻めから、中央で香川真がダイレクトで合わせ、シュートまでいったものの、シュートはGK正面、更に、大きくピッチを横切るパスで、ガーナの守備を振っておいて、最後のクロスに香川真が合わせに行くが、しかし、シュートはミートせず、日本が攻めに入った所だったが、ガーナがカウンターから一気に日本のDFの裏を取られると、長谷部と川島永が21番ボアテングを倒してしまってPK、これをボアテング自らが正面に蹴り込んで、51分、ガーナが2点目を奪う。
何とか点を取らないといけない日本は、60分、本田圭に代えて岡崎慎、山口蛍に代えて柴崎岳を投入し、香川真をトップ下に置いて、岡崎慎と武藤嘉の2トップとする3-4-1-2へとフォーメーションを変える。
ガーナも66分、22番フランク・アチェアンポングに代えて、11番ラファエル・ドワミナを投入する。
更に、ガーナは71分、13番アイザック・サッキーに代えて4番カッシムアダムス・ヌフを投入する。
猛攻を仕掛けているものの、ガーナの守備を崩せず、攻め切れない中で、日本は、長谷部に代えて井手口陽を76分に投入して、フォーメーションを4-2-2-2へと変化させる。
ガーナは、83分、21番エマニュエル・ボアテングに代えて、9番クワシ・オキエレを投入して、守りを固めてくる。
アディショナルタイムに、も良い形でパスを繋いで、武藤嘉がシュートを放つも枠を外す。
結局、最後までガーナのゴールを奪えず、日本、西野監督の初戦は敗北となる。

完敗
最初に書いたように、内容云々よりも勝たないといけない試合だった。
というよりも、多少の内容の悪さよりも勝つという事実が、WCに繋がり、逆に、どんな良いサッカーをしたところで、結果が出なければ、意味は無い。
その意味で言えば、勝てないと言うだけで、この試合は、日本の評価、WCに向けてのチーム作りが成功していないと言える。
確かに、内容が良ければ、本当であれば、WCの可能性を見出す事が出来るだろう、しかし、コミュニケーションとか色々いったが、結局、ここ最近の代表の成績不振、それも内容も乏しかったからの交代だっただけに、勝てない限りは、監督交代の意味が無かったと言われても仕方がない。
そして、その結果が求められる試合で結果が出ないばかりか、内容としても乏しく、力関係で言えば、ガーナは決して調子が良かった訳ではないのか、もしくは、日本の方が強いのか、脅威を感じない相手であり、アジアレベルと大差がないと感じた。
その相手に、ボールを支配してシュートは打てたが、決定機はほとんどなく、逆に、一番集中しないといけない時間帯に簡単に相手にセットプレーからゴールを許すという、最も警戒しないといけない部分をおざなりにしてしまった。
そして、新しいシステムを試していたが、はっきり言って、使い物にはならないとまでは言わないが、正直、ギリギリでのオプションと出来るかどうかという程度であり、ボールの奪い方、奪ってからの攻め方、そもそもどう戦うのか、全く見えないまま、色々と試しただけだった。
ハリルホジッチ監督が解任された時に、それ自体は反対しないし、今も、遅かったかもしれないが解任されても仕方がないと思っていたが、しかし、西野監督のサッカーは、少なくとも、WCに向けて、課題しかなく、ポジティブな部分はほとんどない状況だという事だけは分かった試合だった。



個人的な個人評
1 川島永嗣 5.0 コーチングが上手くいっていなかった?
22 吉田麻也 4.0 3バックでのポジション取りを迷っていたのか、プレスが曖昧になっていた。
17 長谷部誠 3.5 もっと3バックをコントロールして、いかないといけないのが、個人での守りとなっていた。
27 井手口陽介 5.5 後から前に押し上げて、守備と攻撃両面で良さを発揮できていた。
20 槙野智章 3.5 3バックは慣れている筈が、それをチームに上手くあてはめられなかった。
8 原口元気 4.0 後ろに重心を置かざるを得ず、なかなか攻めで良さは見れなかった。
21 酒井高徳 5.0 右サイドの攻撃を活性化させる事が出来た。
18 大島僚太 4.5 イマイチ、どうプレーするのか迷っているように見えた。
16 山口蛍 3.0 守備に引き摺られて、攻撃に関しては機能せず。
7 柴崎岳 5.5 決定機はあまり作り出せなかったが、前に厚みを作り出した。
5 長友佑都 4.5 前半は左サイドから積極的に仕掛けて、後半は右からの攻めが多くなった事もあって、少しずつ消えていた。
4 本田圭佑 4.0 前半の決定機は決めて欲しかった。動きはそこまで悪くは無かったが、周りと合わず。
9 岡崎慎司 3.5 全く持ち味が出ず、更に武藤嘉との距離感も悪かった。
11 宇佐美貴史 3.5 動き出しは悪くなかったが、相手を崩す形を作り出すことは出来ず。
10 香川真司 4.5 後半開始直後は積極的に行ったが、徐々に他の選手と合わず、空回っていた感があった。
15 大迫勇也 4.0 なかなか前線でボールが入らず、ボールのおさまりも悪かった。
13 武藤嘉紀 3.5 今一つ良さが出ず、全体との距離感もあまり良くなかった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。