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2018年06月13日 [06:02]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2018 

国際親善試合 日本 vs パラグアイ

WC前の最後の親善試合。
WC出場を決めていこう、どうにもチーム状態が良く無く、監督交代と言う博打を行ったものの、現状では、まだまだ流れは良くない。
本番まであと少し、この試合で、何かが見えてくるのか、見せてくれるのか。

国際親善試合
オーストリア チボリ・シュタディオン/1,202人
日本 4-2 パラグアイ
(JPN) 乾貴士(51分、63分)、OG(77分)、香川真司(91分)
(PAR) オスカル・ロメロ(32分)、リチャル・オルティス(90分)
日本のスタメンは、12 東口順昭、6 遠藤航、2 植田直通、3 昌子源、21 酒井高徳、7 柴崎岳、16 山口蛍、13 武藤嘉紀、10 香川真司、14 乾貴士、9 岡崎慎司の4-2-3-1。
国際親善試合 日本 vs パラグアイ
パラグアイのスタメンは、1 フスト・ビジャール、2 アラン・ベニテス、3 グスタボ・ゴメス、4 ファビアン・バルブエナ、13 フニオール・アロンソ、6 リチャル・オルティス、15 リチャル・サンチェス、8 アンヘル・カルドソ、20 アントニオ・バレイロ、9 フェデリコ・サンタンデール、21 オスカル・ロメロの4-1-2-3。

前半
日本のキックオフで試合開始。
酒井高以外の全員を入れ替えてきた日本は、立ち上がりから運動量豊富で、前からプレッシングを仕掛けて、全体的にコンパクトに行く事で、序盤の主導権を握る。
12分、パラグアイは、この試合で引退を表明しているGKのフスト・ビジャールが12番アルフレド・アギラルへと交代する。
序盤の流れは、日本が動きが良く優勢に試合を進めていくが、パラグアイの守備も厳しくゴールを奪うにはいたらず。
日本ペースの展開だったが、序盤からのハイペースが祟ったのか、日本のペースが少し落ちてきた所で、パラグアイが前に出てきて、20分あたりからパラグアイも日本陣内に攻め込んでくると、23分には、少し距離があるものの良い位置でFKをパラグアイが得る。このFKからゴール前に入れると、混戦の中こぼれた所で、21番ロメロがシュートも、これは枠を外れてくれる。
なかなか日本がボールを運べなくなった中で、32分、パラグアイは右サイドからのスローインをゴール前に入れると、頭で繋いで、最後は21番ロメロが反転しながら左足で合わせたボレーをゴール右下隅に吸い込まれるように決め、パラグアイが技有ゴールで先制。
1点の先制を許したことで、日本は再び前に出ていくと、パスを繋いで、乾が決定機を得るが、このシュートは枠に飛ばずゴールならず、更に、39分には、ゴール前の良い位置でFKのチャンスを日本は得て、柴崎岳が直接狙ったボールは、バーの上に当りゴールならず。
日本が押し込みながらもゴール前で合わず、ゴールを奪えないまま、前半はアディショナルタイムは無く前半終了、パラグアイの1点リードで折り返す。

良い流れだけか?
全体的にコンディションが戻ってきた事もあってか、チーム全体が非常に良い動きを出来るようになっていて、序盤からパラグアイを押し込んでいくことが出来た。
ただ、これまでの2試合と比較しても、良いサッカーをしていて、良い動きをしていて、そして、攻め込んでいたものの、ゴールを奪うにはいたらなかった。
確かにチャンスはあった、FKが惜しくもバーに当たったり、決定的なシーンでシュートを思い切り枠から外したものの、これまでの試合はそこまですらなかった事を考えれば、非常に良くなったと言える。
相手はWCの出場こそ逃したものの、ペルーと得失点差2の差であり、そして、南米でも屈指の守備を誇る相手ではある事を考えたら、前半は良い流れを作っていて、良いサッカーをしていたと言えるだろう。
酒井高を左サイドで起用した以外は、他を全員スイス戦のスタメンから変えてきて、直前に関わらず、チームの方向性を探しているのかと感じさせる選手起用ではあったものの、出た選手は非常に良い動きを出来ている。
しかし、正直言えば、それだけだろう。パラグアイの攻撃は正直迫力が無い、それは、2010年のWCで対戦した時と同じ感じがある。そして、良い流れを作っていて、決定機を作れているが、ゴールを本当に奪えるのか。
ここにきて、ゴール前の決定機を外すようでは、日本と言うチームの力を考えた時に、ゴール前で落ち着けない事を考えると、問題は改善されていないように思えてくる。
まずは、ゴールと言う結果、それをどんな形であれ奪う事が出来るかどうか、攻撃面では、まずはそれが肝心だろう。

後半
日本は、東口順に代えて中村航、遠藤航に代えて酒井宏を投入、パラグアイは前半のまま、そのパラグアイのキックオフで後半開始。
パラグアイはボールを回しながら、サイドを突いてこようとするのに対して、日本は乾の仕掛けでチャンスを作っていくと、51分、ボールを繋いで、昌子源が縦に入れたボールを香川真がはたいて、乾が斜めに入りながら受けると、突破せずに思い切ったミドルシュートが、巻くようにゴール右隅に決まり、日本が同点に追いつく。
同点にしたことで日本は加速するように、左サイドを中心に攻勢を強める中で、パラグアイは、3番グスタボ・ゴメスがどこか痛めたのか、5番ブルーノ・バルデスを56分投入する。
押し込まれているパラグアイは、59分、8番アンヘル・カルドソに代えて11番アンヘル・ロメロ、20番アントニオ・バレイロに代えて17番アレハンドロ・ロメロを投入する。
63分、日本が優勢に押し込む中で、中盤で植田直がパスカットから、右サイドの武藤嘉に出すと、武藤嘉は早い段階でクロス、これを香川真が触って流したボールを、乾が中央で右足インサイドで狙いすますようなミドルシュートが、飛び込んだGKの腋の下を抜くようなシュートが決まり、日本が逆転。
ここで、日本は、武藤嘉に代えて大迫勇を投入し、前線を2トップに変化させる。
パラグアイもほぼ同時に、21番オスカル・ロメロに代えて7番アルナルド・サナブリアを投入する。
日本は、74分、前半から走り回って足が止まってきていた岡崎慎に代えて原口元を投入し、原口元を右に回して、大迫勇の1トップに変化する。
77分、右サイドでFKを得ると、柴崎岳が入れたボールは、ニアサイドで大迫勇が触れなかったが、その後ろにカットしようと飛び込んでいた、9番サンタンデールの足に当たってゴール、OGで日本は3点目を決める。
ここで、パラグアイは、15番リチャル・サンチェスに代えて10番ウィリアム・メンディエタを投入する。
日本は、79分、この試合2ゴールの乾に代えて宇佐美貴を投入する。
お互いにチャンスはありながら、オフサイドなどでゴールとならず、このまま終わるかと思われたが、パラグアイが90分、FKからのボールを日本が跳ね返した所で、6番オルティスが距離のある所から強烈な左足のミドルシュートを叩き込んで、パラグアイが2点目。
ただ、アディショナルタイムには、大迫勇からのパスを受けた香川真が絶妙なフェイントでDFをかわしてシュートを決めて、日本が4点目を奪う。
結局、日本が4-2で見事な勝利を決めた。

漸くの勝利
監督交代後、WC本大会前に漸く勝利を得ることが出来た。
コンディションが戻ってきた事もあって動きが良くなった事、これによって、良い形と言うか、自信をもってWCに出場することができると言えるかもしれない。
点の取り方と言うか、前の試合では得点を取るというイメージが無かった中で、香川真と乾がコンビとして非常に良い連携が出来ていた。
ま、色々と課題もあったりしたが、ここまで来たら、そういうのもおいておいて、まずは、良い気持ちで、何よりも良いイメージをもってWCに自信をもって挑んでいく事が出来れば良いだろう。
後は、コロンビア戦で誰が選ばれるのか、この試合のメンバーが活躍した事で、これまでチームを支えてきたメンバーが外れる可能性も高くなりましたね。



個人的な個人評
12 東口順昭 5.0 ほぼ活躍する場面は無かった。
23 中村航輔 5.0 失点シーンはあったが、あまり活躍する場面は無かった。
6 遠藤航 4.5 ロメロに後手に回ってしまうなど、サイドの攻防では劣勢だったかもしれない。
19 酒井宏樹 5.5 攻撃参加も見せるも、どちらかと言うと無難な結果だった。
2 植田直通 7.0 いつものコンビであることも大きいが、非常に視野の広さでカバーが出来ていた。
3 昌子源 6.0 植田直とのコンビは流石の出来だった。
21 酒井高徳 6.5 左サイドを支配し、特に後半は完全に左サイドを制した。
7 柴崎岳 6.5 山口蛍との連携が良く、守備と、何よりも攻撃で試合をコントロールしていた。
16 山口蛍 6.0 2失点目のシーンでバイタルを空けてしまったが、守備のコントロールが出来ていた。
13 武藤嘉紀 5.5 2点目のアシストは良かったが、右サイドはどちらかと言うとフォローに回る事が多かった。
15 大迫勇也 5.5 前線での基点となる動きは出来ていたが、得点は奪えず。
10 香川真司 6.5 前線に積極的に絡んで前に出ていく事で攻撃を牽引していった。
14 乾貴士 7.0 本日のMOM。2ゴールと言う結果だけでなく、攻守両面でのポジション取り、仕掛けのタイミングなど絶妙だった。
11 宇佐美貴史 -- 評価できず
9 岡崎慎司 6.0 点が取れなかったのは問題だが、前線からの守備と裏への抜け出しなど持ち味を発揮。
8 原口元気 5.5 悪くは無かったが、他の選手が良かった事で印象が弱くなってしまった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。