2018年07月03日 [05:59]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

2018WC ベルギー vs 日本

ロシアWCのベスト16も3日目。
今大会、優勝候補と言われるチームの中で最も安定した戦い方で3連勝でGSを突破してきたベルギー。
初戦でコロンビアに勝った事で勢いに乗り、1勝1分1敗、FPの差でセネガルを上回り2位通過を決めた我らが日本。
日本が初のベスト8へ、ベルギー相手に日本が挑む。

2018 FIFA World Cup RUSSIA
2ndステージ/Round of 16 M54
ロストフ・ナ・ドヌ ロストフ・アリーナ/41,466人
ベルギー 3-2 日本
(BEL) VERTONGHEN(69分)、FELLAINI(74分)、CHADLI(94+分
(JPN) 原口元気(48分)、乾貴士(52分)
ベルギーのスタメンは、1 COURTOIS、2 ALDERWEIRELD、4 KOMPANY、5 VERTONGHEN、15 MEUNIER、7 DE BRUYNE、6 WITSEL、11 CARRASCO、14 MERTENS、9 R.LUKAKU、10 E.HAZARDの3-4-3。
2018WC ベルギー vs 日本
日本のスタメンは、1 川島永嗣、19 酒井宏樹、22 吉田麻也、3 昌子源、5 長友佑都、17 長谷部誠、7 柴崎岳、8 原口元気、10 香川真司、14 乾貴士、15 大迫勇也の4-2-3-1。

逆転負け
立ち上がり、日本が良い感じで入って、ベルギーの縦へのパスをきっちりと防いでおいて、しっかりと前線からプレスもかけると同時に、ベルギーの前線に対しては、マークを行って簡単に前を向かせない。ただ、守備に日本は回らされて、なかなか攻撃には移れない。
ベルギーが押し込みながらも、日本も粘り強く守り、48分、乾のパスカットから、中盤でボールを受けた柴崎岳が、DFの裏に絶妙なスルーパスを出すと、原口元が5番をかわしてシュートを決め、日本が先制。
先制を許したベルギーが仕掛けて、すぐに10番E.HAZARDの強烈なシュートを放たれるも、ここはポスト直撃、前に出てこようとするベルギーに対して、52分、乾からの中へ入れたボールはDFに跳ね返されるが、それを拾った香川真からボールを預けられると、乾が無回転のミドルシュートを決めて、日本が早い段階で追加点を奪う。
2点を追うベルギーが猛攻を仕掛けてきて、日本は受けに回るが、69分、ベルギーの右CKからの流れで、日本のクリアし切れなかったボールが左サイドで待ち構えた5番がヘディング、これは中に返そうとしたボールに見えたが、偶々コースがゴール方向になって、ループシュートとなって川島永の上を越えて決まり、ベルギーが1点を返す。
何とか耐えた日本だったが74分、左CKからの流れで、10番E.HAZARDが左サイドからあげたボールを、DF3枚に対して8番FELLAINIが競り勝ってのヘディングシュートを決められて、日本が同点に追いつかれる。
日本は、攻守に走り続けた原口元が足を攣った事もあって本田圭と交代、押し込まれている状況もあって、山口蛍を柴崎岳に代えて入れて、守備の安定を狙う。
ベルギーは、ゴール前での高さを活かしてくるが、決定的なシュートを川島永の好セーブで防ぐ。
アディショナルタイム、大迫勇が少し距離がある位置だが、ゴール正面でファールを受けてFKのチャンスを得ると、これを本田圭が直接狙うが、GKのCOURTOISの好セーブに阻まれる。
この後、日本の左CKをGKがキャッチから、ベルギーのカウンターで一気に上がってきて、15番MEUNIERのパスを中央で9番R.LUKAKUがスルー、フリーで左サイドから入ってきていた22番CHADLIがゴールに蹴り込み、ベルギーが逆転。
そして、ここで、試合終了、日本は逆転負けを喫する。

研究した戦い
日本は本当にベルギーのサッカーを良く研究して、対応できていたと言える。
予想通りと言うべきか、圧倒的に押し込まれる展開ではあったが、ここと言う所では、きっちりとチーム全体が対応、相手の得意の形の一歩手前で止める、吉田麻だったり、昌子源が良く体を張っていくことが出来たのと、川島永もシュートに反応できていた。
そして、相手の攻撃の隙をついて、カウンターを仕掛ける、点の取り方も、ベルギーの守備が前に出てくる隙をついて、裏を狙った所であり、また、3バックの横に出来たスペースをついていく、攻守共に良く研究していて、それを活かして戦えていた。
だからこそ、圧倒的に格上であり、そして、明らかに力の差があった相手でありながらも、惜しい所まで追い詰めることが出来たと言えるだろう。
ただ、研究してきたのは、ベルギーも同じであり、日本のサッカーを研究していて、特にやはり弱点である1対1でのパワーの差と言うか、高さや当りの強さの差と言う部分を狙って、その日本の弱点をつくように交代で起用した選手が、それぞれ同点ゴールと逆転ゴールを奪うという事で、やられてしまった。
現代サッカーに関して言えば、VTRなどの発達もあって、本当に研究できるようになっただけに、その研究結果の戦いと言う所も出てくるのだろう。

セットプレーの守備を改善できず
逆転ゴールのカウンターでやられた所は、別として、2失点が、共にセットプレーの流れから、相手をフリーにしてしまった結果であり、今大会、とにかく、このセットプレーでの守備が課題となっていたが、それがそのまま出てしまったという所だろう。
8番のヘディングは強かったがそれは分かっていた訳で、それに対して、どう対処するのか、体を当てて準備をさせなくして飛ばせないという事だったり、そもそもクロスの部分でもう少し抑えにいけなかったか、とにかく、人数はいるのに失点をしてしまうというのは、今大会何度も観ていた問題点だろう。
セットプレーが、今大会の武器になって、そこからのゴールが多いのも事実ではあるが、日本が勝ち上がっていくためには、こういう守備をきっちりと、それが得点チャンスである以上、失点の可能性を減らすための守備は考えておかないといけないだろう。

リードした時の戦い方
そろそろ日本はリードした時の戦い方を身につけていかないと、ここから先にWCで行くことが出来ないだろう。
この試合、後半早々に2点を取ってリードをした。そこから、ベルギーが猛攻を更に加えてくるのだが、それは当たり前だが予想できていた訳である。
であれば、それをどういなしていくのかと言うのは、やはり日本にとってみればやれないといけないところであり、何となく、徐々に浮き足だってしまった感は否めない。
特に、1点を返された後、ベルギーが更にかさにかかってくる時に、日本は、もっと時間をかけるような戦い方などで、ベルギーを焦らせていく事も出来ただろう。
ブラジルの様な戦い方を身につけろとまでは言わないが、しかし、リードをしているという有利な立場が、自分たちの足かせになっているような、それこそ、未だに日本で幅を利かせている「2点リードが危険な点差」と言う妄言から決別する為にも、リードをした時に、どうゲームをコントロールして、相手を焦らせたり、イライラさせて、単調な戦い方に引き込むことで守り易くして、そこからカウンターを仕掛けて更に突き放せるようになるか、今の日本が、今後もベスト16への進出、そして、更にその先を目指す為に、必要な戦い方であり意識改革だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。