2018年07月07日 [07:07]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

2018WC ウルグアイ vs フランス

ロシアWCもベスト8が出揃っての準々決勝。
R16で欧州王者のポルトガルに勝利をしたウルグアイと前回大会準優勝のアルゼンチンを倒したフランス。
WC優勝経験国同士で、特長のあるサッカーをする両雄の対決。

2018 FIFA World Cup RUSSIA
2ndステージ/Quarter-finals M57
ニジニ・ノヴゴロド ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム/43,319人
ウルグアイ 0-2 フランス
(FRA) VARANE(40分)、GRIEZMANN(61分)
ウルグアイのスタメンは、1 F.MUSLERA、22 M.CACERES、2 J.M.GIMENEZ、3 D.GODIN、17 D.LAXALT、14 L.TORREIRA、15 M.VECINO、8 N.NANDEZ、6 R.BENTANCUR、9 L.SUAREZ、11 C.STUANIの4-2-2-2。
2018WC ウルグアイ vs フランス
フランスのスタメンは、1 LLORIS、2 PAVARD、4 VARANE、5 UMTITI、21 HERNANDEZ、6 POGBA、13 KANTE、10 MBAPPE、7 GRIEZMANN、12 TOLISSO、9 GIROUDの4-2-3-1。

フランス快勝
立ち上がり、前からプレスを仕掛けてウルグアイが主導権を奪いに行く。ただ、フランスも攻勢に出ると、フランスの方が優勢な試合展開へとなって38分、ウルグアイの6番R.BENTANCURがコントロールミスした所を、上手く体を入れてボールを奪った12番TOLISSOに対して6番R.BENTANCURが後ろから足を刈ってしまいファール、良い位置でFKを得たフランスは、7番が柔らかく中に放り込んだボールにニアサイドで4番VARANEがあわせてヘディングシュートが決まりフランスが40分先制。
ただ、そのすぐ後に、ウルグアイも同じような位置でFKを得ると、中に入れたボールに22番M.CACERESがフリーでヘディングシュート、しかし、これはGKが横っ飛びでセーブ、更にこぼれ球を押し込みにきた3番D.GODINの前に立ちはだかり、ゴールを許さず。
何とかウルグアイは流れを変えようと、選手交代をしたが、フランスが、中盤でボールを奪うと、人数をかけない攻撃から、7番GRIEZMANNにボールを預けると、距離がある位置からのミドルシュートは、GKの正面に飛んで行ったが、ボールがぶれて急激な変化に反応し切れず、弾いて、ゴールに吸い込まれて、フランスが61分、試合を決める追加点を奪う。
何とかウルグアイが攻撃に出たいが、しかし、フランスがきっちりとボールを支配して、ゲームをコントロールしていく。
結局、そのままフランスが勝ち切って、準決勝進出。

結果以上の内容の差
この試合、思った以上に、力の差と言うか、サッカーの質の差が感じられる試合になった。
ここまで、ウルグアイも安定した勝ち上りをしてきていたが、フランスの方が、完成度が高いというか、本当に、質の違いを感じさせた。
立ち上がり、一気に試合の主導権を握りたいと前からプレスをかけてきたウルグアイ相手に、上手くその力を流しておいて、正面から当たらず、無理に攻めるのではなく、一旦パスを回して、プレスをいなしておいて、そこから一気に縦に攻め上がっていく、ウルグアイの狙いが分かった上で、それを上手く外して、自分たちのやりたい方向に持っていく強さは、フランスが、ウルグアイのサッカーよりも一枚も二枚も上だと感じさせる要因になった。
また、点の取り方にしても、先制点はセットプレーから、チームとして、間違いなく練習してきていただろうトリックプレーと言うべきか、一瞬キックに行くタイミングをずらすフェイントで、DFのタイミングを外すと同時に、ファーサイドにいた選手が、ニアに移動する時間を稼ぐ、そして、そこにピンポイントで合わせるというのは、口にするのは簡単だが、結構な練習をして合せないといけない。
そういう準備が出来ていた事、2点目の7番の個人技もそうだが、チームとしてのサッカーの完成度の高さは、ここにきて、優勝候補の筆頭に名乗りを上げてもおかしくない内容だった。

エースの封じ合い
この試合、お互いにエースと言うべきか、フランスは10番MBAPPE、ウルグアイは9番L.SUAREZがどう活躍するのか、そして、どう封じるのかが課題と言うべきだろう。
そして、それに関して言えば、両チームとも相手のエースを見事に封じ切ったと言える。
どちらの選手も、良い形でボールを持つことが出来なかった。
ただ、フランスに関して言えば、10番MBAPPEが封じられても問題なく戦うというか、そこで止められた事を逆手にとって、他の選手がフリーになる事でボールを繋ぐ、縦に早い攻めで走らせるよりも、繋いで攻める事が出来たのと、チーム全体の守備意識の高さを活かして高い位置でボールを奪う事が出来ていた。
それに対して、ウルグアイは序盤のプレスをかわされた後は、全体の守備位置は下がった訳で、元々ウルグアイの守備位置に戻ったのだが、ここで問題は、ウルグアイの攻めは、2トップを基盤にしていた。
ここまで、9番L.SUAREZと21番E.CAVANIと言う所が、圧倒的な力で相手の守備を粉砕してきたのだが、この試合、負傷欠場した21番E.CAVANIの代わりに入った11番C.STUANIに、そこまでの力は正直無かったというか、フランスにとってみれば、21番E.CAVANIと9番L.SUAREZのコンビと違って、11番C.STUANIと9番L.SUAREZのコンビであれば止めることが十分可能だったという事だろう。
結果として、ウルグアイは9番L.SUAREZがほぼ機能し切れず、下がってボールを奪ってから縦に蹴っても、ゴールを狙う所までは行けなかった。
チームとして、相手の武器を封じるのはお互いに出来たが、最大の武器を封じられた所での他の武器の差、それが試合を決めた要因だったように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。