2018年07月07日 [13:43]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

2018WC ブラジル vs ベルギー

ロシアWCもベスト8が出揃っての準々決勝。
徐々に調子を上げてきていて、R16では、調子良くきていたメキシコ相手に快勝したブラジル。
そして、今大会ここまで危なげなく勝ち上がってきていたが、我らが日本に足下を掬われかけたベルギー。
優勝候補の力を発揮するようになってきたブラジルに、こちらも優勝候補に挙げられるベルギーという両雄の対決。

2018 FIFA World Cup RUSSIA
2ndステージ/Quarter-finals M58
カザン カザン・アリーナ/42,873人
ブラジル 1-2 ベルギー
(BRA) R.AUGUSTO(76分)
(BEL) OG(13分)、DE BRUYNE(31分)
ブラジルのスタメンは、1 A.BECKER、22 FAGNER、2 T.SILVA、3 MIRANDA、12 MARCELO、15 PAULINHO、17 FERNANDINHO、19 WILLIAN、11 P.COUTINHO、10 NEYMAR JR、9 G.JESUSの4-2-3-1。
2018WC ブラジル vs ベルギー
ベルギーのスタメンは、1 COURTOIS、2 ALDERWEIRELD、4 KOMPANY、5 VERTONGHEN、8 FELLAINI、6 WITSEL、15 MEUNIER、22 CHADLI、7 DE BRUYNE、9 R.LUKAKU、10 E.HAZARDの3-2-2-3。

ベルギーが逃げ切る
立ち上がり、最初にチャンスを掴んだのはブラジル、8分、左CKからボールを入れると3番がニアサイドのDFの前ですらして、そのDFの裏に飛び込んだ2番が押し込みに行くが、ボールはポスト直撃、そこから、今度はベルギーがカウンターでチャンスを作るが、こちらもゴールを奪えない、ただ、この一連の流れで、試合が動き出し、CKから立て続けにチャンスを作っていたブラジルだったが、13分、今度は逆にベルギーの左CKからのボールをニアサイドで飛び込んだ4番KOMPANYでボールが見えなかったのか、17番FERNANDINHOに当ってゴール、OGでベルギーが先制。
リードされたブラジルが攻勢に出るが、しかし、ベルギーが何より個のフィジカルが強くて、ブラジルとのぶつかり合いを制していて、ブラジルが攻め切れず、リズムに乗り切れなくなる。
ブラジルがCKのチャンスを作り出すが、そこを跳ね返して、拾った9番が、ドリブルで仕掛けてカウンター、9番はパスを出した後、DFに足を引っ掛けて足を滑らせ倒れるが、パスを受けた7番がそのまま思い切ってミドルシュート、これがゴール左隅に決まって、ベルギーが31分、追加点を奪う。
攻めるブラジルは、惜しいシーンも作り出すが、ベルギーのGKがビックセーブを何度となく見せるなど、ベルギーの守りが固かったが、76f分、跳ね返されながらもセカンドボールを拾い続けて、粘った攻撃を続ける、11番がDFの裏にフワッとしたボールを入れると、これを8番R.AUGUSTOが頭で合わせてゴール、ブラジルが1点を返す。
その後も、ブラジルが猛攻を仕掛けていくが、GKの好セーブやきっちりと体を当てるなどして、しっかりとブロックを作って守るベルギーからブラジルは同点ゴールを奪えず、結局、そのままベルギーが勝利。

シンプルなベルギーのサッカー
日本戦の2点リードを許した後のベルギーのシンプルな戦い方を、この試合も続けていったように思える。
序盤から、ブラジルが攻勢を仕掛けて、ボールを支配してくる中で、ベルギーは全体的に下がって守備ブロックを作って、相手の攻撃を跳ね返した後、そこから縦に早く攻めて、前線のパワーで押し込む。
ブラジル相手に先制を許すと、正直、ベルギーと言えども厳しい戦いになるという事で、ベルギーはとにかく、先に失点しない事を意図していたように思えるが、その中で、CKからOGと言う形とは言え、早いタイミングでゴールを逆に奪えたことで、完全に戦い方をシンプルにして、勝ち切るという事を狙ったサッカーになっていた。
2点目のカウンターなども、人数をそこまでかけておらず、結果、3人で行っていたのと、最後のシュートも、ブラジルの守備陣は人数が揃っていたものの、パスを出すよりもシュートで終わる事を意図した部分で、そのシュートが素晴らしかったからゴールになったというのはあるだろう。
3点目を奪うにはいたらなかったが、ベルギーは、ブラジルの攻撃に対して、きっちりとゴール前でブロックを作り、そのブロックによって、ゴール前に放り込んできても、フィジカルで勝るベルギーの守備が強かった。
その上で、GKも当っていた事もあって、1失点をしたが、そのまま逃げ切る事が出来た。
先制点がどちらに入るかで全く展開は違ったと思うが、しかし、ベルギーが狙い通りの試合運びで、勝利を掴んだ、こういうシンプルな強さがベルギー初優勝に向けて、着実に進んでいる。

狙い通りにやられたブラジル
ブラジルにとってみれば、先制点を取っていくのが狙いだろう。
先制点を取った後の、相手の攻撃に対して、ミスを誘ってカウンターと言うサッカーは、ブラジルの真骨頂であるが、しかし、この試合は、がっちりと守りを固めたベルギーの前に思い通りのサッカーが出来なかった。
自分たちがボールを持っていても、スペースが出来ず、攻め込めない事で、ブラジルらしいリズムが出てこなかった。
終盤、強引にでも攻め込んで行って、惜しいシーンが生まれたが、GKの好セーブに阻まれた。正直、ブラジルが勝っていてもおかしくない試合ではあったが、勝負事に「たら」「れば」は禁物とはいえ、どれかが入っていて、同点になっていれば、逆に試合は一気にブラジルペースに傾いて逆転も十分あり得ただろう。
しかし、だからこそ、点が取れなかった事で、この試合はベルギーの狙い通りとなってしまったという事だろう。
紙一重の勝敗とはいえ、これが勝負の面白い所ですね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。