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2018年07月29日 [20:08]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

2018WCを振り返って ~日本代表について~

WCを振り返っている訳ですが、それでは、2回目としては、日本代表。
ザッケローニ監督が率いて完敗となったブラジルWCから、アギーレ監督が率いたが、1年で交代、後を継いだハリルホジッチ監督が、日本を6度目のWC出場に導いたものの、その後の成績不振もあって、1ヶ月前に急遽監督交代、当時、技術委員長だった西野氏が監督を引き継ぎ、WCに挑んだ。
結果論として
まぁ、ひどいバッシングなどもあり、ほとんど期待されておらず、それどころか、日本国内で、日本を応援しないという声が出てくる始末だったが、終わってみれば、1勝1分1敗でGSを2位通過、ベルギーには惜しくも敗れたものの、日本は、3度目のベスト16。
南アフリカではPK戦だったのだが、それ以上にベスト8に近付いたように感じた大会ではあった。
結果論としては。
監督交代は、以前書いたように個人的には賛成だったものの、やはり遅いという意識はあった。
本来は、韓国に大敗した後にでも監督交代していて良かったと思うのだが、それがギリギリだった事で、チームとしての一体感と言うのか、逆境を上手くバネに出来たと言えるし、その辺は、西野監督や長谷部を中心に、ベテランが多かったからこそと言う所はあるだろう。
決して、狙っての一体感ではなく、偶々だったと言えるし、逆に言えば、結果として、この状況をバネに出来るというのがベテラン勢である事が、選手選考に影響を与えたとも言えるだろう。
つまり、結果は残したが、次への蓄積を得た選手が少なかったのは、正直、次への問題の先送りとなってしまったように思える。

明暗を分けたコロンビア戦
正確に言うと、パラグアイ戦での結果が、日本の流れを変えたと言えるが、その流れと勢いを活かして、コロンビア戦の立ち上がりで勝負を決めた。
一部で言われている通り、大迫勇がきっちりと決めていれば、逆に相手は一人少なくならなかったのだから、失敗が偶々奏功したと言えるだろうが、しかし、あそこで攻め込んで行く、思い切った前への推進力と言うのは、それこそ、ハリルホジッチ監督が作ってきたものだろう。
そして、これもプラスになったと言えるのが、一人少ない相手に同点にされたものの、そこで再び流れを掴んで突き放す強さを見せた事、これが、第2戦以降にも繋がった、今大会の日本の強さだろう。
また、パラグアイ戦とコロンビア戦での結果で、確実に日本の雰囲気も変えることが出来た。
今大会、日本でWCを盛り上がった要因は、間違いなく、この初戦の勝利が大きかった、そして、何よりも初戦の重要性を再認識する試合になった。
内容に関しても、相手が10人と言うのもあっただろうが、それでも、後半のサッカーは、コロンビアを上回っていて、そして、ここで見せたサッカーが、それこそ、日本が向かう先、ブラジルWCで挑んで失敗した、自分たちが主導権を握るパスサッカーとハリルホジッチ監督が狙った縦に早いサッカー、そして、ハリルホジッチ監督が間違った1対1の戦いではなく、チームとしての戦い、それらの融合によって、日本のサッカーの形が出来た試合だっただろう。

引き分けたセネガル戦
当時、まだマイアミの奇跡があちらこちらで出てくるという不吉な状況であり、過去、日本はブラジルに勝ったものの、第2戦で負けないように戦った結果、敗れてしまい、2勝1敗で、GSを敗退するという事になった。
初戦で勝利をしたからこそ、第2戦目の勝点と言うのは大切であり、個人的に、最終的にはコロンビアが、このセネガルに勝ってGSを突破しているのですが、戦った印象で言えば、コロンビアよりも、セネガルの方が強い印象が、それは、コロンビアが早々に10人になったからと言うのもあるかもしれないが、セネガルの方がまとまっている気がした。
結果、2度リードを許すという展開になってしまったのだが、日本は、コロンビア戦での勢いと自信で、見事に同点に追いついた。
日本にとってみれば、勝ちたい試合ではあったのだが、しかし、負けなかった事、この瞬間、ポーランドの敗退が決まったという事もあって、日本にとってみれば、非常に大きな引き分けだった。
そして、コロンビア戦でも見せた日本のサッカーにおいて、長らく期待されていた遠藤保の後継者、新しい、新世代の日本代表のサッカーにおいてのプレイメイカーとして、遠藤保とは違う、そして、遠藤保と同じ影響力を見せたのが柴崎岳だった。
おそらく西野監督は、その役割が日本には必要だと思っていたのだろうことが、選考されたメンバーの中で、柴崎岳以外にも、大島僚、そして、青山敏を招集してことから明確だろう。
この中で、最終的に柴崎岳が日本の中心として選ばれて、そして、見事にその結果を出したと言えるだろう。

批判の10分
引き分け以上に良かったポーランド戦は、思い切ってスタメンを入れ替え、そして、ラスト10分には、負けていながら試合を締める事で、大きな批判を受けた。
ま、海外から、そして、この試合をお金を払って観に行った人から批判は甘んじて受ける必要があるだろう。
間違いなく試合としては面白くなかっただろうから、ただ、日本は、今大会、既に博打をうって挑んだ大会であり、ここでも博打をうったと言えるだろう。フェアープレーかどうかと言うのは、意見が分かれるだろうが、しかし、この選択肢に関しては、個人的には賛成である。
おそらく、西野監督の下にも、別会場の情報が逐一入っていただろう。その中で、西野監督が取った選択に関しては、相当な決断が必要だっただろうし、実践した選手にも相当なフラストレーションがたまっただろう。
但し、それでも、この選択は正しかったと言える。
同時に両試合を観ていた身から言えば、セネガルが追いついた可能性は十分あり得た、そうなったら、日本はそのまま負けての批判を受けるのは間違いない。
しかし、日本が同点を狙う為には、ボールを奪いに行ってゴールを狙わないといけない、その場合、ドイツがそうだったように2点目を失う可能性もあるし、ボールを奪うという事は、ファールを犯す危険が、それは、同時にYCが出る可能性がある。
そうなると、日本にとっては、GS突破の可能性は0になってしまう。つまり、勝ち抜くための最も可能性の高い手をうったと言える。
少し雰囲気は異なっていたとはいえ、今大会の日本は、GSの突破をしなければ、おそらく相当な批判があっただろうことを考えると、GSの突破の可能性があるなら、その最も高い可能性に賭ける選択肢は、決して間違いではないし、正解だったと言えるだろう。

勝ちなれない
ベルギー戦、後半2点を取った事で、日本初のベスト8の可能性を考えた。見ているこちらも考えたのですから、選手たちの頭もよぎった事だろう。
ただ、この2点差を安全な点差と出来ず、未だに最も危険な点差であるとしている事が、未だに日本が勝てるチームになっていないという要因だろう。
正直、ベルギーの1点は、不運であり、偶々決まっただけである。そこで、気持ちを切り替える事が出来ず、日本のサッカーが明らかに混乱していた事、それが、途中交代で入ってきたフェライニを全く抑えられなかった事にも表れている。
確かにベルギーの前線の破壊力は凄まじいものがあったが、前半は完璧に抑えていた訳ですし、何よりも、これまでも日本にとって相手が高い選手を入れてくるなどと言うのは、常套手段として経験してきている話であり、対処できてしかるべきだった。
事実、コロンビア戦では対処できていた訳ですから、この試合も対処できただろうが、しかし、2点リードから1点を返されてしまった混乱の中での失点を重ねてしまった。
この辺は、それこそ、ドイツWCでのオーストラリア戦、ブラジルWCでのコートジボワール戦と同じ、一度パニックに陥ると、自分たちで立て直せない、そういう勝つというメンタルが無い事、最後にベルギーの今大会3本の指に入る位の美しいゴール、スーパーカウンターと言われるゴールを決められて負けた訳ですが、あそこで、延長を視野に入れていくのか、もしくは、何が何でも点を取るのか、それすらが中途半端だった事が、敗因だろう。
この辺は、もう経験を積んでいくしかない部分であり、同時に言えば、今の日本は、力ではなく、経験の差で、ベスト8まで紙一重まで来ていると言える。

マスコミの問題
今大会程、マスコミに腹がった事も無い。そもそも、日本のマスコミは自ら存在価値を貶めている、スポーツに限らず、全てにおいて存在価値が無いものになってきていると言えるだろう。
ただ、存在価値が無いだけでなく、とにかく日本の足を引っ張る事しかしない。
ま、そもそも、日本のマスコミは、日本に戦争をさせた張本人ですし、自分たちは一切責任を負わなかった、最大の戦争犯罪人と言うか、戦争犯罪組織ですからね。今に始まった事ではないだろう。

閑話休題

一つは、やはり大会前と大会後だろう。とにかく、大会前のバッシング、選手たちがそれを力に変えるだけの選手たちだから良かったものの、マスコミ自らが日本を応援しないという意見を出すのは如何なものか。
しかも、それは、ネット上でそういう意見が出ているからと言うような、一部の意見をそれこそ、それが主流の意見かのように報じておいて、終わって良い結果だったら、「感動をありがとう!」、ネットの意見を出すだけなら、別にお前らがいる意味は無いから、邪魔にならないように、その辺の便所の壁にでも落書きしていれば良いし、貴重なTV放送の時間を使う必要もない。
ポーランド戦での後、日本に負けて欲しい、ベルギーを応援するとまで言う声があったが、それをわざわざ放送するのであれば、お前らは、日本が敗れた時に喜べよ、感動ありがとうじゃねぇよ、やった、日本が負けた嬉しいが、正しい反応じゃねぇのかよ。
正直言って、クソみたいな存在なんだから邪魔だけは本当にして欲しくないな。
で、二つ目は、本当にその邪魔をして欲しくないと思っているのに、とにかく邪魔をするから手におえない。
ポーランド戦前、おそらく練習などを見て、スタメンの予想を出したのだろう。ここで、一つ擁護すると、もし、その練習は、他の国のマスコミも観ていたのであれば、まだ良いが、もし、日本のマスコミだけに公開されたものであれば、その日本の手をわざわざ報道するのは、それこそ売国行為だろう。
現代サッカーは情報戦でもあり、日本が相手をきっちりと研究していたように、相手も日本を研究してくる。その際に、日本のスタメンやフォーメーションを先に知らせる事がどれだけ、相手にとって有利にさせるのか、その程度の事も考えられないのであれば、今後は、日本のマスコミは、現地にいかず、WCの放送を中継するだけの存在で十分だろう。
他にも色々あるが、もう少し、サッカーだけでなく、スポーツについて、いや、マスコミと言う存在の意味について、もう一度考えるべきだろう。

西野監督
緊急登板となった西野監督ですが、見事に結果を出したと言えるだろう。
しかし、今回の日本は、本当に博打の連続でしたね。
今にして思えば、アギーレ監督を選択したのも博打ではあっただろうが、その後を任せたハリルホジッチ監督も、決して、良いサッカーを出来ていたとは言えなかった。
そこで、1ヶ月前に急遽監督交代、そして、ポーランド戦の博打に、ベルギー戦での最後のCKの博打。
大から小から本当に博打の多い4年間だったように思える。
結果として、ベルギー戦で敗れてしまったが、それでも、日本は、この博打に成功していったとも言えるだろう。
ただ、博打をせざるを得なかったのは、協会の失敗だったとも言える。
そして、この博打の影響で、急遽指揮をする事になった西野監督は、確かに、ベテラン勢の活躍もあって、チームが結束して、結果を出すことが出来たが、サッカー自体も、悪くは無かったものの、一つの問題として、やはり、守備の問題、特に、セットプレーでの守備を作り上げることが出来なかった。
これこそが、今回の日本の問題となって、失点の要因にもなりましたし、また、セットプレーの守備は、自分たちが取ったセットプレー時の守備と言うのか、ベルギー戦での意志統一が出来なかったのも、この辺が影響しているとも言えるだろう。
もう少し時間があれば、そう思えてしまう部分でもあったが、しかし、時間が無かったからこそと言う風にも思える、ま、結局、これが今回の日本の博打であり、サッカーの結果だろうと言えますね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。