FC2ブログ
2018年08月05日 [20:10]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ロシア2018 

2018WCを振り返って ~代表監督について~

さて、WCが終わって、そろそろ1月。
既に次期監督も決まっている所で、最後に、代表監督に関しても、まとめておきたいと思う。
最初に、西野監督は急遽就任し、しかも、完全に向かい風どころか、本来味方である筈の日本のサッカーファンからも批判と言うよりも、罵倒と言うか、意味の無い悪口にさらされるという立場から良くやってくれたと思う。
その上で、今回、新しく森保監督が就任する事になりましたが、個人的な意見で言えば、条件付き賛成、現状で言えば、反対ですね。

サッカーの方向性
今回、西野監督がやったサッカーは、これまでのボールを回して、パスを繋ぎ、自分たちで主導権を握る、更に、相手に対して数的有利を作っていって、それを攻守でやっていく事、その上で、カウンターなどの縦に早いサッカーを組み合わせていく。
いわば、現代サッカーを日本でやっていった訳です。唯一、チームとしての戦力ではなく、個人の力の部分で、やはり、劣る部分があったが、それを踏まえても、やっているサッカーは正しかったし、世界的な流れにも乗っていたと言える。
その意味で、森保監督を選択したというのは正しいかもしれない。
大きいのは、そもそも広島が森保監督の下でやっていたサッカーが、守る時には人数をかけて下がって守り、攻撃はサイドから縦に早くということをやってきた。
つまり、これからの日本が向かう先、イコール広島のサッカーでは無いが、上手く応用してくれれば、それは、方向性に合っていると言えるだろう。
但し、森保監督の采配で心配材料は、彼のサッカーはアジアで通用しなかった事でしょうか。
選手層の都合もあっただろうが、ACLの優先順位を下げていたというのもあるでしょうけども、アジアで通用しなかったサッカーが良いのかと言うのもありますけども、ここは代表では選手層がそこまで薄くないから、アジアは大丈夫だと期待して、方向性的には合っていると思える。

選出基準
ま、絶対に言わないだろうが、消去法で選ばれた訳ではないですよね。
長らく代表監督は外国籍を招聘していたが、ここ最近は結果が出なかったと言うと語弊があるが、しかし、期待した結果は出なかった。
ここに関して、個人的に腹が立つのが、意味不明な取り繕いで、監督を交代させた事だけは、協会の対応として許せない。
確かに代表監督と選手の間で確執があったかもしれないが、そんな事は今に始まった事ではないですし、それが理由で、直前に交代したというのであれば、そこに対処できなかった、協会の技術委員の首を片っ端から飛ばすべきだろうし、コーチ陣の責任も問うべきだろう。
それをせず、監督と、その監督が連れてきていたコーチだけを外すのは、評価できない。
ハリルホジッチ監督の解任理由など、韓国との大敗を含めて、昨年WC出場を決めた後のサッカーが芳しくないからで十分だろう。
更に付け加えるのであれば、アギーレ監督の解任理由も同様で、解任理由はACの結果が悪かったからで十分。
それを、八百長疑惑があるからって、そもそも、監督就任前にその話はあって、そこは大丈夫だという事で招聘したのではないのか?
つまり、解任の手続きが悪く、その結果、その責任を取るべき人が取っていないように思えるのは問題だろう。
で、それはそれとして、書いたようにハリルホジッチ監督、アギーレ監督、そして、ブラジルWCで結果が出せなかったザッケローニ監督に対して、日本人監督の西野監督や岡田監督の方が良い結果を出しているという事で、日本人監督を選択したとすれば、ある種は分からなくもない。
日本人監督もJリーグだけでなく、ACLなど経験値を積んできているし、五輪だったりアンダー世代の代表監督として、世界を経験している人も多い、ポーランド戦のような決断が出来るのであれば、十分、日本人監督でも良いだろう。
ただ、外国籍監督では、特に協会の意見を通せず、日本人であれば、話が通じるからと言う話で選ばれたのであれば、論外だな。
但し、先に書いたように森保監督は、十分考えられる人事ですから、そういう事だとは思いたくはないですね。
ただ、もう一つあるのが、日本人監督を選択する時に、岡田監督は既に監督業を断っていますし、おそらく打診されたであろう西野監督が断った事で、違う人が必要になる、候補としては、ロンドン五輪を率いた関塚氏、リオ五輪の手倉森氏と言う所だろうか、個人的にはアンダーを率いていた吉武監督とか面白いとも思うが、候補としては、結果として、3人だっただろう。
この内、既に関塚氏は西野監督の後を継いで技術委員長に就任していたので、残りは森保氏と手倉森氏、どちらもロシアWCでコーチとして入っていた事もあり、どちらかと言う所になるだろう。
ただ、リオ五輪での結果が思わしくなかった事もあって、手倉森氏ではなく森保氏が監督に選ばれたのかもしれませんね。
ま、結果が良ければとなるが、監督の能力以上のところで判断されるとしたら、選定基準は考えるべきだろう。

評価
ま、色々あって、色々と書きたい事もありますが、先に書いたように、個人的な判断としては条件付き賛成。
そろそろA代表監督は日本人にすべきであり、Jリーグで結果を出した監督が、代表監督に行くという流れも今後は大切だと思っている。それとは別に、Jリーグから海外で監督経験を積むという流れも欲しいが、そういう監督のステップアップもこれからは必要な流れですし、いい機会だとも思うので、代表監督として日本人は正解だと思っている。
その選定には、外国籍と同様に考えないといけないだろうが、そこに既にフェーズが移ったと考えるべきだ。
話は変わるが、どちらかと言うと、若い世代で外国籍の監督を招聘すべきで、そこで、海外の考えなんかも組み込む事、更には、若い世代で外国籍監督と関わって外国人とのかかわりを得る事で、海外進出がやり易くなるだろう。
A代表の監督を日本人にしていくとして、Jリーグで結果を出した森保監督が選ばれるのは正しい。
サッカーの方向性なども含めて、森保監督が代表監督になるのは、それだけであれば大賛成とも言える。
しかし、問題は、五輪代表監督でもある事だ。確かに、五輪は自国開催で、予選が無いため、負荷が少ないという声もあるが、これは間違い。
トルシエ監督が出来たという意見を聞いた時は、バカかとも思った。
WC側が予選が無ければ、その強化として五輪から段階を踏んでいくことが出来る。ただ、五輪側で予選が無くてもWC側は予選がある。五輪前にA代表を優先すれば、五輪代表の強化が出来ないが、かといって五輪を優先すれば、A代表側での予選が疎かになっていく。
条件付きと言うのは、ACまでを森保監督に任せて、その後は、誰かを代役に立てて、森保監督には五輪終了まで五輪代表を優先させる。その為には、森保監督の片腕となるヘッドコーチが代表監督と同等の人材であり、森保監督がやろうとするサッカーを引き継げる人材がいる事、それが出来れば、五輪後、上手く引き継ぎも出来るだろうし、強化も流れとして出来るだろう。
そうでないのであれば、最悪の形として、どちらも中途半端になる。東京五輪と言う自国開催の五輪のサッカーで、それなりの結果が出せないのでは、それこそA代表監督としての不安が立つし、かといって、五輪を優先されて、こちらも肝心のWC予選で負けるような事があっては最悪。
上記のようなヘッドコーチの存在が無いのであれば、森保監督の選出は反対ですね。

評価を先にという暴論
森保監督が選出された後にも、まず、総括をしてから監督を決めるべきと言う声があったが、正直、何を言っているのかと言う所ですね。
そこまで急ぐ必要性、9月の代表選は代理監督でも良いという意見は、個人的には賛成ではあるが、しかし、まずは総括をしてと言うが、何を総括するのか?
4年間やってきたサッカーが、世界に通用したかどうか、何が通用して、何が通用しなかったかと言う事を言っている人もいるが、その人はWCを見てなかったのだろうか?
まさに、その回答がWCの舞台だろう?
そこで日本がやったサッカー、それが通用したかどうか、そして、世界のサッカーの流れ、そんなもの、サッカーを観ていれば分かる話で合って、そんな何ヶ月もかけて総括するような話でも無く、日本が負けた後、次の日でも技術委員がレポートを出して、それを、必要な人員で検証して終了、2、3日で終る話であり、その程度の事は進めている。
更に、協会の対応と言う話もあるが、それこそ、すべきは、長期的なスパンと短期的なスパンで考える必要があるが、長期的なスパンはどちらかと言うと、協会の組織改善、つまり会長選の所で考える所でもあるし、短期的には、それこそ判断も短期的であり、直近で言えば、ハリルホジッチ監督を解任して西野監督を選んだ時に、その流れが正しかったかどうか、それを考える場であり、それをWCが終わってからしても仕方がない。
はっきり言って、野党と同じく、何も対案を示さず、何か非難すれば仕事をした気になっているだけ、足を引っ張って自己満足しているだけですね。
そもそも、この件でもマスコミが煽ったりしていますが、自分たちの仕事をせずに何を言っているのかとしか言いようがない。
問題点の指摘と改善策、評論家としてお金をもらっている人であれば、その自分なりの考えで、建設的な意見を出すべきだろうね。

個人的に言えば、現行の組織形態はやはり問題だと言えて、現状で、監督の人事の責任を協会会長に行っていますが、本来であれば、技術委員長が監督を選択した責任がある。
そして、それと同時に、技術委員会の中で、その技術委員長と違う流れの中で、代表の結果評価をするグループと責任者が必要。そこにおいて、ノルマを決めて、そのノルマを達成できたかどうか、達成できなかったとして、それは監督解任に繋げるべきか、もしくは、別の何かを改善すべきかと言う所を考えるべき組織は作るべきだ。
先の監督解任についても、本来ならば成績で良いと書いたが、しかし、例えばハリルホジッチ監督はWC出場を決めたのにと言う意見が出てくる、つまり、ノルマを達成しているのにとなるが、個人的に、例えば、どんな試合であっても、最低限のノルマを課すべきであり、そうやって常に結果や内容を求める事で、進めていくべきだろう。
そういう組織作りなどはしていって欲しい所ですね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。