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2019年01月02日 [22:33]   高校サッカー | スポーツ | 第97回高校選手権 

第97回選手権2回戦 青森山田 vs 草津東

皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

って、あれ、既に2日になっている?
そっか、恒例の天皇杯決勝が、今年はACの影響で前倒しになったからか、元日に行われた皇后杯はまだ観ていないので、今年のサッカー始めは、平成最後のサッカー始めは、この高校サッカーの2回戦から。
IHでは2回戦で敗れたものの、プレミアリーグEASTでは2位、今大会の優勝候補の一角である青森山田。
対するは、奇しくも丁度1年前、同じく初戦となる2回戦で、青森山田と対戦して5-0で敗れてしまい、リベンジに燃える草津東。
今大会、関西勢が全て初戦で敗れていることもあって、近畿勢の期待も一心に背負う草津東が、青森山田へのリベンジを果たすのか?

第97回全国高校サッカー選手権大会
2回戦 【M21】 ニッパツ三ツ沢球技場/7,998人
青森山田(青森) 6-0 草津東(滋賀)
(青森山田) 天笠泰輝(13分)、武田英寿(38分)、橋本峻弥(53分)、武眞大(67分)、小松慧(68分)、バスケス・バイロン(74分)
青森県代表青森山田のスタメンは、1 飯田雅浩、2 橋本峻弥、4 二階堂正哉、5 三國ケネディ・エブス、3 豊島基矢、15 澤田貴史、6 天笠泰輝、11 バスケス・バイロン、7 武田英寿、10 檀崎竜孔、9 佐々木銀士の4-2-3-1。
滋賀県代表草津東のスタメンは、1 加藤直、12 前川慶輔、4 小林悠衣斗、5 夘田康稀、3 南堀悠人、10 山本佳輝、8 小酒井新大、6 平田侑暉、11 森稜真、7 橋本卓成、9 渡邉颯太の4-2-3-1。

青森山田が大勝
立ち上がりから試合の主導権は青森山田が支配して、草津東の守備のスペースをついて崩していく、それに対して、草津東も綺麗に4-4-2のラインを作って跳ね返す。
青森山田の攻勢の前に何とか耐えていた草津東だったが、13分、右サイドからのパスを中央で9番佐々木がはたいて、6番天笠が走り込んでシュートを決め、青森山田が先制。
先制した後も、動きが良い青森山田がペースを握って、攻め込んで行く。
何とか耐える草津東と点を取りたくて、少し前に急ぐようになったのか、青森山田がボールを支配しながらも、なかなか攻め切れない展開、このまま前半は青森山田の1点リードで折り返すかと思われたが、38分、青森山田の11番バイロンが右サイドをドリブルで縦に突破して中にパスを入れると、このボールを前で10番檀崎が戻りながら囮となってスルー、裏に入った7番武田がフリーで蹴り込んで、青森山田が追加点を奪う。
更にかさにかかって攻める青森山田だったが、草津東のGK加藤が、アディショナルタイムに11番バイロンが裏に抜け出してシュートにくると、素早く飛び出してブロック、更に、そのこぼれ球を6番天笠が強烈なミドルシュートで狙うが、ここも体を張って止めて、そのこぼれ球を拾った7番武田のループシュートも一杯に伸ばした右手で弾き、最後は6番天笠のシュートが枠を外すという波状攻撃を止める。
後半に入ると草津東も前に出て行けるようになるが、しかしシュートまで行くことが出来ず、63分、逆に青森山田が左CKから2番橋本が斜めにニアサイドに走り込んでヘディングシュートを決めて、青森山田が3点目を奪う。
ほぼ試合が決まった感がある中で、しかし、青森山田は手を抜かず、攻勢を仕掛けて、4点目を狙うが、GKの加藤がビックセーブを見せてゴールを許さなかったが、67分、右CKから下がった位置に低いボールを入れると、5番三國が合わせてシュート、それをGKの前に位置していた8番武が軽く足に当ててコースを変えてゴール、青森山田が4点目を奪う。
その1分後には、クリアボールを拾った11番バイロンが左足でシュート、これはGKがセーブするが、こぼれ球をいち早く反応した13番小松が押し込んで5点目。
そして、74分には、この試合何度も突破を見せていた11番バイロンが右サイドから中に切れ込んで左足で決め、6点目。
何とか草津東も1点は返したいと攻めるも、チャンスを作るにはいたらず、結局、6-0で青森山田が大勝。

連動したサッカ―
丁度、1年前の大敗からリベンジを望んでいた草津東にとってみれば、もしかしたら、望むところの対戦カードとなった、まさに、昨年と同一カード。
しかし、終わってみたら6-0と、昨年を上回る大敗、更に言えば、GK加藤のビックセーブが無ければ、もっと取られていた可能性もあり、攻撃も得点の可能性はほとんどないなど、昨年以上の大敗、厳しい言い方をすれば惨敗と言っても良い、それだけ、いや、この得点以上に力の差があった。
青森山田は、個々の選手の技術が、例えば1対1では悉く勝利した11番バイロンを筆頭に、単純に上回っていて、それは、技術だけでなく、例えば高さだったり、ボールを追う早さだったりと、個人の能力が全て1ランク以上青森山田が草津東を上回っていた。
但し、その勝敗においては、それ以上に、青森山田が、その技術で戦うのではなく、その技術を活かして、草津東以上の運動量をもって戦うサッカーを行っていた事だろう。
草津東は、守備時にはきっちりと3本のラインを引いて、ブロックを作って守れていたのだが、その選手と選手の間のスペースに青森山田は斜めに走り込んで、そこにパスをもらって、DFが寄ってくると、それによって出来たスペースに他の選手が斜めに入って、ボールを受ける、それを繰り返すことで、常にフリーでボールをもらってパスを繋げるだけでなく、ここと言う所で突破をする事も出来る。
ボールを動かすよりも人が動くという事で、運動量が要求されていくが、斜めに走る選手はDFにとっては止め辛く、また、選手と選手の間に入るので、どうしてもそこにチェックに行く事で、別のスペース、別のスペースと生まれて、最終的に守備陣は、青森山田を上回る運動量を発揮しないと、追いきれなくなってしまう。
しかも、選手が斜めに入って、ボールは縦横と繋ぐ事で、斜めのボールよりもカットされ辛く、また短い距離で繋ぐことが出来る。
こういう運動量と連動性で崩すことで、ただ個人技に頼る事無く相手を圧倒する、本当に強いチームのサッカーと言う事を見せつけられる事、草津東にとってみれば、正直相手が悪かったという所だが、裏を返すと、彼らにとってみても、目指すべき高みを感じる事が出来た試合だったと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。