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2019年01月05日 [14:29]   高校サッカー | スポーツ | 第97回高校選手権 

第97回選手権準々決勝 青森山田 vs 矢板中央

高校サッカーも準々決勝。
この試合の後、1週空いて、仕切り直しての準決勝、つまり、この準々決勝までがある種の前哨戦とも言える。
ここまで勝ち上がってきたのは、今大会の優勝候補であり、草津東、大津相手に無失点、そして9得点と圧倒的な力を見せつけている青森山田。
対するのは、昨年ベスト4のメンバーを多く残して、その経験値を活かして、日章学園、立正大淞南に競り勝ってきた矢板中央。
埼スタに駒を進めるのは、果たしてどちらか。

第97回全国高校サッカー選手権大会
準々決勝【M42】 等々力陸上競技場/10,785人
青森山田(青森) 2-1 矢板中央(栃木)
(青森山田) 二階堂正哉(40分、65分)
(矢板中央) 眞島聖弥(14分)
青森県代表青森山田のスタメンは、1 飯田雅浩、2 橋本峻弥、4 二階堂正哉、5 三國ケネディ・エブス、3 豊島基矢、15 澤田貴史、6 天笠泰輝、11 バスケス・バイロン、7 武田英寿、10 檀崎竜孔、9 佐々木銀士の4-2-3-1。
栃木県代表矢板中央のスタメンは、1 安西駿、5 内田航太郎、4 白井陽貴、15 五十嵐磨於、2 後藤裕二、16 池田隼人、6 土谷大晟、7 山下純平、13 眞島聖弥、8 伊藤恵亮、14 望月謙の4-2-2-2。

青森山田の逆転勝利
お互いに集中して入った試合だったが、14分、矢板中央は右サイドからのロングスローでゴール前に入れてきたボールに対して、青森山田が跳ね返して、ラインを押し上げようとした瞬間の隙をつくようにクリアボールを拾った矢板中央が再び中に入れると、ファーサイドでフリーとなっていた13番眞島がヘディングで決めて、矢板中央が先制。
先制された後、青森山田が仕掛けていくが、しかし、矢板中央もその青森山田の攻撃に対してきっちり対応して、カウンターを仕掛けていく、40分、青森山田は何度か狙っていたロングスローをゴール前に一気に入れると、中央で頭ですらしてファーに流すと、それを胸トラップからボレー、そして、最後は、4番二階堂が頭でコースを変えてゴール、青森山田が同点に追いつく。
後半、前半の内に同点に追いついたことで勢いに乗る青森山田が矢板中央に畳み掛けて、矢板中央ゴールに一気に迫っていく。
何度も青森山田が攻め込むが、矢板中央が跳ね返すという展開の中で、65分、今度は左サイドからのロングスローで、矢板中央が跳ね返したボールを拾って、もう一度中へとクロス、これをニアサイドで9番佐々木がヘディングで流し、ファーサイドへと流れたボールを4番二階堂が上手くトラップからゴールに蹴り込み、青森山田が逆転。
逆転を許した矢板中央が攻勢を仕掛けるが、青森山田の守備陣も崩れない、アディショナルタイムに入る直前青森山田のクリアミスを奪った2番後藤がそのまま素早くシュートを放つが、この決定的なシーンに対してGKの飯田が冷静に反応して止める。
結局、矢板中央は追いつくことが出来ず、青森山田が勝利でベスト4進出。

ロングスロー合戦
この試合の勝負を動かしたのは、お互いのロングスローだった。
正直、何とも言い難いのですが、両チームともロングスローから得点を奪うという展開になったのは、偶然ではあるでしょうが、しかし、お互いにロングスローからの展開も得点を取るためのチャンスとして、サッカーに組み入れていたからこそ、その準備によってですから、ロングスローでの得点自体は必然なのでしょう。
以前から、守備の精度があがり、得点が取りづらくなっている。その中で、相手を崩す方法を色々と試すだけでなく、セットプレーと言う所が、やはり、点を取るための重要な要素になってくる。
CKやFKだけでなく、ここ数年、高校サッカーではスローイングも武器になっている事は間違い無く、また、それを武器と考えるのも間違いとは言えない。
ただ、ここからは個人的な感想に過ぎず、打つべき手を打つという意味でのやりきるという点で言えば、真逆になってしまうのですが、ロングスローと言うのは、美しくないし、サッカーとして面白くない。
サッカーの最大の特徴は、手を使ってはいけないという事で、その不自由さから、色々な試行錯誤で色々な事をやっていくのが面白いんですよね。ただ、スローイングは、確かに両手で投げる、投げる時両足をついている事など、諸々制約はありますが、やはり、足で扱うよりもコントロールし易くて、使い勝手が良いんですよね。
だから、戦術の一つとして有効と分かっていても、それだけで決着がつくのは正直納得が出来ない所がある。
決して、この試合は、それだけという事ではなく、例えば、お互いの監督の選手起用の駆け引きから始まって、試合中のポジションチェンジなど、見どころは多い試合だったし、ロングスローはその一要素に過ぎないというのは分かっているのですが、個人的には、、何となく水を差されてしまったという気持ちが、少しのわだかまりとして残ってしまいましたね。

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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。