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2019年01月29日 [06:05]   アジアカップ | スポーツ | AC/UAE2019 

AFCアジアカップ2019 イラン vs 日本

何だかんだで苦戦しながらも勝ち上がってきた日本。
その日本にとって最大の難関となる現アジア最高位のイラン。
ここまで、日本と対照的に相手を圧倒して勝ち上がってきている感があるイランを相手に、1点差ゲームを切り抜けてきた日本がどう戦うのか。
所謂、事実上の決勝戦とも言われる試合ではあるが、この試合で、日本の力が問われるとも言える。

AFCアジアカップUAE2019 ノックアウトステージ
【M49】準決勝 ハッザーア・ビンザイード・スタジアム/23,262人
イラン 0-3 日本
(JPN) 大迫勇也(56分、67分PK)、原口元気(92+分)
イランのスタメンは、1 ALIREZA BEIRANVAND、23 RAMIN REZAEIAN、8 MORTEZA POURALIGANJI、13 MOHAMMAD KANANI、5 MILAD MOHAMMADI、9 OMID EBRAHIMI、21 SEYED ASHKAN DEJAGAH、3 EHSAN HAJI SAFI、18 ALIREZA JAHANBAKHSH、20 SARDAR AZMOUN、11 VAHID AMIRIの4-1-2-3。
日本のスタメンは、12 権田修一、19 酒井宏樹、16 冨安健洋、22 吉田麻也、5 長友佑都、6 遠藤航、7 柴崎岳、21 堂安律、9 南野拓実、8 原口元気、15 大迫勇也の4-2-3-1。

前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりいきなり日本が仕掛けるが、イランも中盤からの厳しいプレスから日本の裏を狙っていく形で、お互いに早いテンポの試合運びとなる。
お互いに主導権を争う中で、日本がサイドからの仕掛けで、決定機を作るようになり、13分には、左サイドで抜けてからのクロスに中央で南野拓が飛び込むが、ゴールに押し込む事は出来ず。
序盤は、日本がチャンスを作っていけたが、イランも25分前後から日本ゴール前に入ってきて、決定機を作るようになってくる。
イランが押し込んでくるようになるが、同時に、イランはイラついてきたのか、肘を出したり、アフターで足を出してきたりと、ラフで危険なプレーを行ってくるようになってくる。
前半は、ほぼ互角、終盤は、若干イランが押し込んできていたが、思い通りに行っていない事での苛立ちを見せてくるという所で、日本が狙い通りの展開に持ち込めていたとも言える展開のまま、前半はスコアレスで折り返す。

後半
両チームとも交代は無く、イランのキックオフで後半開始。
キックオフから一気に日本ゴール前に攻め込んでくると、シュートが酒井宏の手に当ってハンド、PAの右角当りからのFKをイランに与えてしまうが、ここでは、直接狙ってきたシュートが枠を外す。
立ち上がり、一気に畳み掛けてくるイランが、立て続けにセットプレーを得るが、日本の守備陣も集中して、まずは安全に跳ね返す。
日本が劣勢の展開ではあったが、56分、左サイドでプレスからボールを奪うと、大迫勇が落として左サイドで南野拓がボールを受け、その南野拓が後ろから倒されて、イランは一瞬ファールと判断して足を止めた所で、南野拓は素早く立ち上がってボールを拾ってクロス、大迫勇が待ち構えるようにヘディングシュートを決めて、日本が先制。
ただ、前半から何度かファールを受けた遠藤航が、58分、再び後ろから倒されてプレー続行は不可能で、塩谷司と交代する。
イランが押し込んでいる状況の中で63分、日本は大迫勇が落として、南野拓がボールを受けると、折り返しのパスに対して、スライディングでブロックに行ったイランのDFの手に当ってハンド、主審がPKを指示するが、イランが猛抗議でVARで確認もPKの判定は覆らず、日本は大迫勇がきっちりとGKの逆をつく右に決めて、日本が67分、追加点を奪う。
追加点を奪った事で、日本のテンポが良くなって、酒井宏の突破からチャンスを作るが、その酒井宏が自ら交代を要求、どこか痛めたのか、73分、急遽室屋成と交代する。
日本が優勢に試合を進めて、イランの攻撃に対しても集中して対応しながら、攻撃では、両サイドの堂安律と原口元が躍動しだして、チャンスを作り出す。
イランはパワープレイで仕掛けてくるが、日本の守備陣も冷静に対応、イランは完全に浮き足だって、強引なシュートなど、日本にとっては怖くないプレーで試合を切ってくれる。
日本は、少し時間をかけるのと、前線でスペースが出来た事で、堂安律に代えて伊東純を89分、投入する。
アディショナルタイムに、日本は中盤でイランのパスをカットすると、素早くパスを繋いで、最後は原口元がDFをかわしてシュートを決め、日本が3点目を奪う。
イランがファールが増えてくると、日本ゴール前でお互いがエキサイト、イラついていた20番AZMOUNが手を出してYC。
また、試合再開時のキックオフの際に、ボールの無い所で大迫勇が後ろから蹴られるなど、少し後味が悪いが、しかし、日本がきっちりと勝利をおさめて、決勝進出を決める。

日本の強さが出た試合
何と言うか、ウズベキスタン戦でもそうでしたし、サウジ戦もそうでしたが、相手の方が強いんじゃないかと言う試合では、日本が良いサッカーをする印象ですね。
この試合、イランの方が正直強いという印象出来た試合だったが、その試合前の印象の結果、日本は逆に入り易かったのか、立ち上がりからリズムが良かった。
また、大迫勇が入った事で、前線の動き、特に大迫勇と南野拓の関係性が良くて、大迫勇が動いてスペースを作って、落としたボールを南野拓が仕掛けるという形だったり、結構、お互いのポジションを変えることでマークを混乱させたりと、前線の流動性を作っていて、実際に、この二人で試合を決める2点を決めていった。
守備でも前線からのプレスで、相手のカウンターを封じた事も大きい。
相手がイランと言う、自分達よりも強いだろうという相手と戦う事で、漸く日本らしいサッカーが出来たようにも思える。
そして、攻撃でリズムが出来ると、それに合わせて守備も良くなるというのが、サッカーの面白い所で、守備も、冨安健が中心となって相手のエースである20番AZMOUNを封じ、20番AZMOUNがサイドに開けば、サイドの選手が対応するなど集中してマークの受け渡しが出来ていた事で、相手が苛立って、ラフなプレーだったり、終盤のパワープレイを狙ってくる所でも、浮き足立っていて、精度を欠いたプレーを仕掛けてくるので、日本は集中していれば怖くなかった。

攻守両面で良さが出て、問題点があるとすると、今大会全体的にではあるが、対応が一瞬遅れてファールで止めるシーンが多くて、相手にFKなどを与える事が多いので、もう少し、この辺、後一歩早く反応できるようにならないといけないだろう。

それと、決勝を前に、イランのラフプレーで負傷した遠藤航や大迫勇が起用できるか、他にも酒井宏が交代したわけですが、彼らがプレーを出来るのかどうかと言うのは、決勝はカタールにしても、UAEにしても、シンプルな力関係で言えばイランに劣るが、カタールは次のWC開催国として強化に力を入れていての、ここまでの勝ち上りで勢いに乗っていて、UAEは開催国として乗っている。
それを踏まえると、少し難しい試合になるので、出来ればベストなメンバーで戦いたい所だ。



個人的な個人評
12 権田修一 6.0 良いポジション取りで危なげなく守れていた。
19 酒井宏樹 6.0 チャンスには良いタイミングで攻め上がるなど、良い動きを見せていた。
3 室屋成 6.0 途中交代で入っても、全く遜色なくプレーを出来ていた。
16 冨安健洋 7.5 相手に競り負けず、攻撃をきっちりと止めて、相手を苛立たせた。
22 吉田麻也 7.0 良く集中して相手の攻撃を安全に跳ね返した。
5 長友佑都 6.0 守備で相手をきっちりと止めていて、サイドからの攻撃を封じた。
6 遠藤航 6.5 押し込まれた所で体を張って守れていたが、ファールを受ける形になってしまった。
18 塩谷司 6.0 急遽途中交代で入るが、相手の前掛かる所を止め切った。
7 柴崎岳 7.0 守備で止めるだけでなく、積極的な攻撃参加でイランに厚みのある攻撃をさせなかった。
21 堂安律 6.0 後半途中までは上手く機能しなかったが、途中から持ち味を発揮するように決定機を作った。
14 伊東純也 -- 評価できず。
9 南野拓実 7.5 本日のMOM。大迫勇とのコンビで相手を圧倒、得点こそ無かったが、相手に最も脅威となっていた。
8 原口元気 6.5 左サイドを完全に長友佑とのコンビで制して、ダメ押しゴールも見事だった。
15 大迫勇也 7.5 前線で基点となって攻撃を活性化してチャンスを作り出すだけでなく、見事な先制ゴールを決めるなど、ピッチ上で圧倒的な存在感を発揮した。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。