2007年12月27日 [22:45]   Jリーグ | スポーツ | Jリーグ/2007 

Jリーグ2007年を振り返って Vol.4

どうやらオシム監督は、左半身が現状不自由だが、会話、思考に問題は無く、オシム監督をオシム監督としているサッカーに対する興味は旺盛なようで、良かったです。
オシム前監督、歩行訓練=川淵会長が見舞う(時事通信)
これから、本格的にリハビリが始まり、本当の意味でオシム監督にも厳しい戦いとなるし、その家族にも厳しい戦いになると思う。しかし、いつ意識を取り戻すかという戦いを切り抜けた、オシムファミリーであれば、無事乗り越えて、再びスタジアムに元気なオシム監督が戻ってきてくれると信じています。

さて、今季のJリーグを振り返るのも今回で4回目、今回は、昇格の3チームと、降格の3チームについてまとめてみる。
コンサドーレ札幌
今季の感想
正直に言います、J2に関してはほとんど観ていないので、あんまり分からない。
ただ、少しだけ観た今季の札幌はブルーノ・クアドロスを中心として守備が堅く、そこからの速攻で左SHの西谷からダヴィへと繋ぐ攻撃で勝利を手にしてきたように思う。
昨季のJ2優勝の横浜Cも堅守速攻のチームでしたが、長丁場のJ2で優勝するためには、守備を固めていくのが、安定した強さを発揮できるのではないだろうか?
つまり、J2で勝つ為に守備を安定させるのが大切であり、とにかく守りをよくして、勝つ事よりも負けない事が大切なんだろうな。

来季の補強ポイント
まずは、ダヴィは残留してくれそうだが、他の外国籍選手は退団、特に守備の要だったブルーノ・クアドロスの退団は、札幌としては痛いところだろう。何をおいても、CBの確保が急務。
J1のスタメンクラスのCBを引っ張ってくれれば良いが、札幌はメインスポンサーの一つがああいうことになってしまっているだけに資金力的には厳しいか?
出来れば、シジクレイなどのようなJリーグで活躍していたCBを獲得したいところだと思うが、神戸の坪内と清水の平岡を獲得するなどDFの確保はフロントも考えているようだ。
また昨季横浜Cからレンタル中だった鄭容臺の完全移籍が成立と守備面での補強は、後一枚、軸となる選手がいればOKだろう。
ただ、今季の横浜Cもそうですが、守備でJ2を乗り越えてもJ1では得点を奪えるようにならないと1年でJ2へと降格する可能性がある。
ここ2年連続でJ2優勝チームが1年であっさりと、それも最下位でJ2降格となってしまっている。それだけに、来季の札幌には頑張って欲しいところだが、西谷のバックアップとなる選手と、やはりダヴィの残留は大きいが、イタカレと契約延長しないとなると、2トップは中山元気とという事になると、少し弱いか? まだまだ精度が低いとはいえ、もしダヴィをフィニッシャーとして使うと言うのであれば、巻のような潰れ役がいてくれると良いのだが・・・

東京ヴェルディ1969(来季より東京ヴェルディ)
正直に言います、本当にJ2に関してはほとんど観ていないので、あんまり分からないんです(^^;ゞ
今季は開幕前からJ2優勝でのJ1復帰を目指して、J2のチームとしては圧倒的な補強を行い、戦力的にはJ2の中でも圧倒しているものがあったが、一時期はラモス監督が解任寸前まで追い込まれた。ただ、そこから持ち直して、圧倒的な破壊力でJ2で2位。
守備に関しては、可も無く不可も無くって感じかもしれないが、チームはフッキを中心に彼の決定力とディエゴを活かす為にチームを組み上げたような感じがありますね。
優勝と言う目標は達せられなかったが、最後にはきっちりと準優勝に入る強さがあり、正直戦力的には、この結果は当たり前だったかな?

来季の補強ポイント
何とか残留させたかったフッキは結局川崎Fに復帰してしまった。今季90得点中37得点をあげたJ2得点王が抜けた穴は非常に大きい(単純に得失点差が33だから、フッキの得点を除くとマイナスになってしまうんですね)
まずは、彼に代わるフィニッシャーが必要。彼と同等以上の選手の獲得が出来れば、あとは少しずつの肉付けでJ1で十分戦えると思うが、しかし、それが適わないのであれば、チームとして一からチーム作りをやり直さないといけなくなってしまう。
また、中盤で菅原が守備的に良い選手ですから、後は中盤の底からでもゲームを作れるような選手が欲しい所だが、もしくは守備を安定させる為に、F東京を出た福西あたりを取るのも手かもしれない。

京都サンガF.C.
今季の感想
正直に言います、J2に関しては、ほとんど観ていないので・・・って、京都の試合は結構観ているんですよね。と言うのは、地元ローカル放送に対してはクラブが放映権を売る事が出来、結果、今季の試合は全試合KBS京都で放送があったため試合をほぼ観ることが出来たんですよね。
そんな訳で、優勝争いに絡んだりもしたし、安定感で言えば、もしかしたら札幌以上だったかもしれないなという印象です。
但し、その分、どうにも爆発と言うか、J1で最下位に低迷した頃から、殻を破れていないような気がしないでもない。
しかし、パウリーニョと田原にアンドレと、爆発力では東京Vに劣るが、その攻撃力はJ2でも屈指だったと思います。また、森岡と角田のCBコンビは強さがあり、渡邉大剛の台頭に左サイドでは中谷が攻守にバランスが良く、キープレイヤーとして活躍していたと思う。

来季の補強ポイント
パウリーニョの残留が確定したものの、アンドレが退団。更にチームの精神的支柱でもあった秋田の引退はちょっと痛い。
まずは、今季同様3トップで戦うのであれば、パウリーニョに田原ともう一枚決定力のあるFWの確保が必要。
また、中盤でも中払の退団があるので、出来れば、ここも強化しておきたいところだ、即戦力よりも、どちらかというと将来性も考えた確保の為に、名古屋の青山隼とか狙っても面白い。
後は、秋田が抜けて層が薄くなったCBの確保と中谷は完全移籍を達成したが、三上が退団した事を考えるとSBの確保も必要になるかな?
とにかく、エレベータとはこれ以上言われない為にも、来季はJ1残留を確実にしておきたいところだ。



サンフレッチェ広島
今季の感想
その攻撃的サッカーは魅力的だったが、何よりも守備陣の崩壊が問題。
J1で最多失点は、正直いただけない。確かに、DFからの攻撃の組み立てを考えての中盤の選手のDF起用は面白いが、ちょっと機能し切れなかったか?
ストヤノフが入って、少しは守備が立て直せるかと期待したが、これも期待通りとはいかなかった。
また、攻撃的なサッカーを志向しながら、半分以上の得点は結局2トップの佐藤寿とウェズレイが上げる事になり、駒野や柏木のMVP級の活躍があったとはいえ、彼らが不調に陥った終盤は、結局勝利できなくなった。
平繁が成長してきたが、まだまだ佐藤寿とウェズレイに取って代わるほどでなく、彼らへの依存度は大きすぎた。
但し、今のサッカーをやめるかどうかは、クラブとサポータの考え方次第でしょうが、予的には、攻撃的なサッカーが広島サッカーとなってくれる事を期待したいですね。

来季の補強ポイント
各世代の代表クラスを数多くかかえているだけに、正直、補強よりもまずは選手を慰留する方が先か?
ウェズレイの退団は決まったが、佐藤寿とストヤノフの残留は確定らしい。しかし、柏木や駒野、そして青山敏あたりには移籍の噂が絶えない、彼らを慰留できるかどうかが、まずはフロントの力の見せ所だろう。
その上で、ウェズレイが退団するだけに、FWの確保は必須。佐藤寿とコンビを組む選手とバックアッパーとなるタイプの異なる選手が欲しい所だ。
中盤は選手層が充実しているが、駒野が移籍してしまうとサイドがいきなり手薄になってしまう。李漢宰と、今季左サイドを行っていた服部公のみになってしまう感じだな。
後は、圧倒的に崩壊した守備陣の立て直しをどうするのか。単純に森崎和よりも専門的な槙野や盛田を起用する方向が良いのか?

ヴァンフォーレ甲府
今季の感想
とにかく甲府のサッカーを貫き通した結果というところだろう。
確かに降格が決まってしまったのは残念でしかないが、もしフロントやサポータが良いのであれば、甲府のサッカーを貫き続けて欲しいと思う。
やはり、各チームがそれぞれの色を出してこそ、本当の意味でリーグに特徴が出てくると思うだけに続けて欲しい。
しかし、クラブとして、サポータとして、彼らが勝つサッカーにこだわっていきたいのであれば、今のスタイルは甲府には厳しいだろう。もう少し資金力があれば、スタイルに合わせて選手が集められるだろうが、今の甲府にそれを求めるのは酷だろう。
但し、魅力あるサッカーを続け、それでJ1へと復帰してこれるときが来れば、その時こそ、強い甲府が生まれると思う。

来季の補強ポイント
アルベルトにラドンチッチの両外国籍選手に、須藤と茂原も移籍が決まっている。
主力となるメンバーの放出は仕方が無いが、何とか藤田健は何とか残る事が出来、甲府の特徴となる左サイドでのパス突破の中心となる石原も今の所出る話は無い。
大木監督に代わる安間監督がどういうサッカーを志向するのか分からないが、もし甲府サッカーを継続するのであれば、まずは中盤の底に位置するところに、攻守に優れた選手の獲得が必須であろう。
また、前線の中心が軒並み移籍が確定しているだけに、外国籍FWを含めて、前線でタメを作れる選手と裏へと飛び出せる選手、そして何よりもフィニッシャーとなれる選手が必要だろう。
DFは、ラインが高く保ってコンパクトな甲府サッカーを考えると、もう少しスピードのある選手が欲しいところだろうな、全体的な強化は必要だが、それと同時に、若手の確保でも良いが、J2の長丁場で考えれば、もう少しの層を厚くする必要があるかもしれないな。

横浜FC
今季の感想
J2優勝で復帰したJ1は正直期待していた。横浜FCである事もあったんですが・・・
但し、正直今季に入る前の強化に失敗したと言うところもあるだろうな。開幕戦は王者浦和に対して良い試合をしましたし、2戦目の横浜ダービーで勝利と本当に期待できる立ち上がりだったが、3節川崎Fに大敗してから、迷走。
今季新人王を獲得した菅野を中心としたJ2でもNo.1の守備陣である"ハマナチオ"に自信をなくした結果、自分達のスタイルを見失えば、戦力的に劣るチームが勝ち残るのは厳しい。
また、補強の失敗は久保の確保でFWを大丈夫と考えた点か? 故障を抱えているだけに、予想通り序盤で離脱、結局開幕戦のゴールだけで終った。
その後、高木監督に代えてジュリオ・レアル監督になっても、内容は良くなってきても結果が出ず、漸く最終節で開幕戦と同じ浦和を相手に意地の一勝、浦和連覇の夢を砕いたが、時既に遅しって所でしょう。
とにかく、最速降格が決まっただけに、それを忘れず、今一度、一からチームの再構築が必要でしょう。

来季の補強ポイント
全体的に主力の年齢が高いので、まずは若返りが必要だろう。
3人の外国籍選手の退団に久保に小村なども解雇、さらに山口も引退と一気に選手を放出。
その代わりに、若手選手の獲得が必要だろうな。思い切って、来季のJ1復帰を狙うと言うよりも、3年後J1に戻って勝てるチーム作りへとシフトするのが良いのではないだろうか?
(カズは怒りそうですけどね)
FWに関しては、難波が伸びてきているが、三浦知がいつまで出来るのか、三浦淳がどれだけ出来るのかというところなだけに、まずは外国籍FWの獲得が必要だろう。
その上で、中盤、山口に代わる頼れるDMFの獲得は必要だろう。そこからの展開力も発揮できればこしたことはないので、この辺の確保は必要。
そして、新人王をとった事で菅野を欲しがるチームは多いだろう、彼を慰留した上で、CBの入替は必要だろう。
先に書いたように、全体的な梃入れと若返りが必須だが、さて3年後にJ1復帰した時にカズが残っているのか?

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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。