J1第23節 神戸 vs 鹿島
スケジュール的には、しんどいスケジュールになるが、全体的に詰まっている今季なだけに、勝点3で一気に順位が変わる。
鹿島としても首位奪回の為には負けられない。
神戸もホームで無様な試合は出来ないし、勝てば、6位まで進出する可能性があるだけに、面白い試合を期待。
Jリーグ Division 1 第23節
ホームズスタジアム神戸/13,123人
神戸 1-2 鹿島
(神戸) 大久保嘉人(44分)
(鹿島) マルキーニョス(58分)、興梠慎三(59分)
ただ、金南一が出場停止で、代わりに松岡がスタメン起用。
対する鹿島は、21 曽ヶ端準、2 内田篤人、3 岩政大樹、6 中田浩二、7 新井場徹、15 青木剛、40 小笠原満男、10 本山雅志、33 マルシーニョ、13 興梠慎三、18 マルキーニョスの4-2-2-2。
負傷あがりの内田篤をスタメン起用。また、中田浩がCBとして定着しつつあり、同じく野沢やダニーロから新外国籍選手であるマルシーニョがスタメン起用。
後半隙をついた鹿島が勝利
立ち上がりから優勢に試合を進めるのは鹿島。
やはり中盤で金の居ないと言うのは神戸の中盤の守備の安定に少し不安を残す事になるのか、鹿島は、青木も前線にまで進出する積極的な攻撃を見せる。
ただ、攻めても得点が取れない結果、鹿島の中盤が前掛かった所で、鹿島のミスを突いて、神戸が前半終了間際に大久保が決めて神戸が先制。
後半に入ると、神戸は中盤の守備を固める為にも馬場に代えて田中英を投入するが、鹿島も接触プレーで負傷した本山に代えてダニーロを投入。すると、そのダニーロの突破から得点王のマルキーニョスが決めて鹿島が同点にすると、続けざまに、今度は右サイドに抜け出した青木からのクロスにヘディングで合わせた興梠のゴールで、あっさりと鹿島が逆転。
試合は、神戸が攻勢を仕掛けるものの、そのまま鹿島が逃げ切って、1-2で鹿島が勝利。
成長著しい興梠
鹿島のサッカーにフィットする事で、マルキーニョスが得点王争いのトップに立っている。
前線からの守備も含めて、日本サッカーにあったストライカーと言えるマルキーニョスは、確かに素晴らしい。
そして、その彼に引っ張り上げられるように、最近の興梠の成長は著しい。
残念ながら北京五輪代表の座は逃したが、田代に代わって、スタメン起用されると、確実に結果を残してきている。
前線からのチェイスもそうだが、この試合の2得点目のような、スルスルっと良い位置に飛び込んでいるのが、彼の真骨頂であろう。
この感覚があるかどうか、これは純粋なFWとして重要なポイントであり、所謂ゴールの嗅覚という奴になる。
今の段階では、技術的に物足りない部分もあるが、この感覚を磨き続け、更に成長する事が出来れば、日本を代表するストライカーになれる資格のある選手だと言える。
まだ本調子でない?
内田篤の事ですが・・・
岡田監督の考える、追加招集の最有力候補であろう内田篤だが、負傷上がりの所為か、今一歩仕上がりに欠けるか。
持ち味である攻め上がりがなりを潜めていたと言うのが、物足りなさを感じたところだろう。
ただ、守備に関しては、一応無難にはこなしていた。
対面の鈴木規と栗原圭が攻撃に積極的な分だけ、やはり守備へとバランスを取らざるを得なかったのかもしれませんね。
とはいえ、現行では、やっぱり、代表に入るには心配であると言えるだろうな。
代表戦の後にはACLもあるだけに、ココは無理をしない為にも追加招集を見送る方が良いのではないだろうか?
隙をつかれた神戸
前半は鹿島の攻撃を粘り続け、隙をついて先制した神戸でしたが、後半は逆に隙をつかれて続けざまに2失点。
一瞬の隙を逃さない鹿島の攻撃陣の凄まじさ、強さが際立ったのだが、しかし、神戸も同点にされた所で、気を緩めてしまったように感じた。
EUROや北京五輪を通じて感じた、90分間をトータルに考えて試合を作るという、所謂試合運びと呼ばれるようなものですが、鹿島がやはり神戸よりも一歩上手だったと言える。
それでも、まだまだではあるだろうが・・・
神戸としては、本山からダニーロに代わった鹿島の攻撃スタイルの変化に対処し切れなかったのかもしれません。
ただ、それを含めても、試合中に相手に合わせて修正できるように、Jリーグで常に選手が考えてサッカーをやれるようになっていかないといけないだろう。


